数奇の運命を辿った人物

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、日本の歴史に関わる知識が数多く出されていました。

例えば、第6回のバーストウで次の問題がありました。

問・アメリカに渡ったジョン万次郎の本名は?

答・中浜万次郎

解説 人間の運命は波瀾万丈と言えます。

元々は土佐の漁師だった万次郎は、遭難でアメリカの漁船に救助されたために人生が一変、歴史に名を連ねる人物になりました。

英語の理解出来ない彼は、アメリカ本土に渡り教育を受けます。

その後、アメリカで漁師として働きながら帰国の旅費を貯めるため、数々の苦労の後ハワイ経由で帰国しました。

しかも、この時は密入国の容疑で拘束され、キリシタンの疑いで検査を受け、難を逃れています。

日本で唯一、アメリカ生活の経験者で英語が堪能のため、島津藩などから誘いを受けるが、最終的に故郷・土佐藩に迎えられる。

黒船来航

当時、黒船の来航で江戸幕府からも協力を要請されるが、ペリーとの通訳は妨害が入り、実現しませんでした。

しかし、勝海舟と初のアメリカ訪問に同行、通訳として活躍しました。

ブログ用写真

明治政府には、政治家への道を進められたが断り、教育者への道を選び72歳で死去、文字どうり波乱万丈の人生でした。

たった1問の本名を問う問題にも、裏側には興味深い偉人の物語が隠されているのです。

本日の裏話は、数奇の運命を辿った偉人のお話でした。

 

「数奇の運命を辿った人物」への2件のフィードバック

  1. 僕は2年ほど前生まれ故郷である高知県の足摺岬近くにあるジョン万次郎資料館を訪れ、日本人で初めてアメリカ本土の土を踏んだ人物として知られており、アメリカのいろんな文化や習慣を日本に伝えた人物ということを知りました。この番組の司会をしていた福留さんも同じ高知県出身ということで、この番組ができた当時、アメリカ本土へ行くことも夢のまた夢の時代にこのようなクイズ番組ができて大人気番組になり今でも語り伝えられ、アメリカという繋がりがあるのは何かの縁ですね。

    1. 高知とジョン万次郎、福留さん、アメリカ、いろいろと縁があるようですね。
      これからも、ブログをよろしくお願いいたします。

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