日本史の遺跡問題

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、日本の歴史をテーマにした問題が時々登場します。

クイズの分類に「歴史」の項目があるのですから、歴史が得意の方にとっては、嬉しい問題でしょうね。

第4回のニューヨークの決勝戦で、次の歴史問題がありました。

問・勝負を決する天王山とは、秀吉と誰が戦った山か?

答・明智光秀

解説 決勝戦の第1問なので「天下分け目の天王山」の諺に相応しい問題と言えるでしょうね。

この問題は、歴史が得意でなくても日本人なら誰でも常識的な知識と言えます。

全国の挑戦者を代表するウルトラの決勝戦だけに、どちらが先に早押しボタンを押すかが勝負どころの戦いでした。

1,582年、豊臣秀吉が現在の京都府の小高い丘、天王山に布陣して光秀を迎え討った山崎の戦いは歴史の1頁を飾る戦いでした。

秀吉

因みに現在の天王山は、京都府の南部・大山崎町にある海抜270mの小高い丘です。

この地は、古くから水陸交通の要所だったと伝えられ、日本史の重要な遺跡として観光客が訪れています。

古代から日本では多くの戦いがありました。

戦国時代以降の歴史を振り返ると「山崎の戦い」「天下分け目の関ヶ原」は2大戦争と言えるでしょう。

近世では明治維新に至るまで、日本各地で多くの戦がありましたが徳川幕府が倒れ、平和な日本国が誕生しました。

と、安心する間もなく日露戦争など外国を相手に戦いが始まったので、困った事でした。

第2次世界大戦後、日本国憲法では「戦争放棄」を謳っています。従って現在では、日本から他国へ戦いを挑む事はありません。

でも、最近の国会では憲法改正の動きが活発になり、どのような方向に進むのか目が離せません。

日本人としては、あの戦争の惨禍を忘れられません。でも実際に体験した人も高齢化してしまいました。

本日の裏話は、日本史の話から、国内各地の内戦、外国との戦いと話題が進み、憲法の改憲問題に行き付きました。

平和憲法は守って欲しい、日本人全体の願いを政治家の皆さんは何処まで理解しているのか? そこが問題と言えそうです。

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