語源の問題の意外性

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には「語源」という分類があり、日本語の語源を探る問題が創られていました。

知っているようで、改めて聞かれると実は知らなかった知識も結構あるものです。

そんな知識の盲点を突いたクイズ問題が、第11回のグアムで出されていました。

問・獲物をみんなで分けるのは「山分け」。では新しい分野を開拓した人は「何分け」?

答・草分け

解説 草深い土地を切り開いて村や町の基礎を造る事から、ある事を初めて行動する人や行為を「草分け」と言いました。

他人の真似をするのは簡単ですが、最初に開拓するのは発明に近い偉業と言えますね。

現代では「特許」又は「著作権」によって、草分けの権利が守られており、ビジネスの世界では重要な権利になっています。

そこで思い出されるのはパスカルの言葉「人間は考える葦である」でしょうね。

葦

この意味は、人間は自然界の中では最も弱い葦の1本に過ぎない。でも、考える事が出来る貴重な動物だ、と言う事です。

人間は古来から、考える事によって文明を開花させ、芸術文化、科学、化学などを発展させて現代に至っています。

本日の裏話は、日本の語源に関する一問から、世界文明の発展にまで話題が進んでしまいました。大脱線!反省です。

 

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