ハリウッドの偉人物語

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、人類初、世界初、日本初など、初めての偉業を問う問題が多数ありました。

初めての偉業、その他NO1と呼ばれる人物、建築物、遺跡などもクイズ問題の定石なので、クイズファンは記憶していた筈です。

アメリカの映画界で、数多くの実績を残した人物が、最初に有名になった出来事が問題になった事があります。

第16回のサンタフェで、次の問題が出されたのです。

問・かつて「宇宙戦争」をドラマ化して、全米をパニックに陥れた人物は誰?

答・オーソン・ウエルズ

解説 彼は、映画監督、脚本家、俳優としてアメリカを代表する映画人でした。

問題の「宇宙戦争」は1,938年CBSラジオで放送された作品で、リアルな内容で、全米の聴取者が本物の宇宙戦争と勘違いし、パニックになった事件です。

しかも、脚本、演出、出演を自身が担当した作品で、この時は何と弱冠22歳の若者だったのです。

その3年後の1,941年には、ハリウッドで脚本、監督、主演の伝説的な名作「市民ケーン」を完成させました。

この作品の大ヒットで、彼は25歳の若さで20世紀最高の天才児と呼ばれ、映画界の頂点を極めたのでした。

映画ファンに限らず、メディアを志す若者は「宇宙戦争」の大事件を必ず学んだものでした。

つまり、悪戯に市民を恐怖に巻き込んではならない、という事でしょうね。

本日の裏話は、クイズ問題からアメリカ映画界の巨人、オーソン・ウエルズのエピソードのご紹介でした。

若い人には馴染みが薄い天才でしたが、熟年以上の方にとっては久々に思い出す懐かしい映画人だったと思います。

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