日本の秋の風景

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、日本人の常識的な知識が数多く出題されていました。

常識だから、誰にでも簡単に正解出来ると思うのは間違い。簡単と感じながらも、実は真実を知らない盲点があります。

我々は、そのような盲点を探しながら、迷える問題を作成していたのです。

第10回のモニュメントバレーで、秋に関する迷える問題が出されていました。

問・詩人、佐藤春夫の歌、「あわれ秋風よ、こころあらば伝えてよ」に出て来る魚は何?

答 サンマ

解説 秋が「旬」と言えば文句なくサンマなのは常識の中の常識過ぎます。

そこで「若しかすると引掛け問題」と疑うクイズ・ファンも多い事でしょう。

秋が旬と言えば、サバ、ハゼ、カワハギ、サヨリなどがあります。また、5月が旬のカツオも秋も美味しいのだそうです。

この様な知識がある方は、これらの魚を思い浮かべるかも知れません。

しかし、佐藤春夫の詩の題名は「秋刀魚の歌」であり、ここまで知っていた人なら、迷わずサンマと答えた事でしょう。

これが、いわゆる知識の盲点に当たる部分で、詩の題名まで覚えていれば、完璧な常識と言えるでしょう。

処で、今年の9月初旬には、サンマが不漁で高値を付けており、待ちわびた庶民をがっかりさせていました。

しかし、9月後半に入ると状況が一変、大量のサンマが日本の領海で捕れるようになり、値段も一気に下がりました。

おかげで例年の通り、サンマが庶民の食卓に乗るようになり、やれやれと安心したご家庭も多い事でしょう。

住宅街の夕方、何処からともなくサンマを焼く匂いが漂ってくる。これが平和な日本の秋の情景でしょうね。

本日の裏話は、サンマの匂いこそ秋の象徴とのお話でした。

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