盲点を突いた問題は面白い

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は,森羅万象の知識が試される事が多く、時には予想外な盲点が出される事があります。

盲点と言うくらいですから、普段は誰も気にしないでいる事象に関して問われると「ええっ!」と呆気に捕らわれる事でしょう。

そんな問題が、第15回のエルパソで出されていました。

問・国際赤十字のマーク。イスラム圏で「十字」の代わりに用いられるのはどんなマーク?

答・三日月

解説 赤十字のマークと言えば、キリスト教徒の居る国では誰でも知っているお馴染みのマークです。

勿論、キリストのシンボルである十字架をイメージして、デザインされたものです。

しかし、イスラム圏では異教徒のキリストを認める訳にはいかないでしょう。

とはいえ、赤十字の精神は立派で認めないわけにはいきません。多分、識者の知恵が絞られた事でしょう。

そこで、考えられたのが「赤新月」と呼ばれる赤い三日月で、放送当時「赤新月」を使用していた国は24カ国でした。

この「赤新月」を知っていた方は少数派で、当時は難問の範疇に入る問題だったと記憶しています。

一方、赤十字を使用していた国は123ヵ国だったのです。また、ソビエト(現ロシア)は併用していました。

因みに「赤十字」の成り立ちに関して記したいと思います。発起人は、スイス人実業家アンリー・デュナン氏です。

彼が立てた基本精神は3か条でした。

⓵戦場の負傷者と病人は敵・身方なく救護する事。      ⓶そのために救護団体は平時から各国に組織する事。     ③この目的で国際的な条約を締結する事。

1,863年に赤十字国際委員会が発足。今から156年前に、国際赤十字社が出来たと言う訳です。

自由、平等、博愛の3つの精神で、多くの負傷者と病人を助けてきた赤十字の存在には頭が下がりますね。

本日の裏話は、日頃目にする赤十字のマークの盲点から発展して自由、平等、博愛のお話でした。

こんなに良い話がありながら、いまだにイスラム圏の国とキリスト圏の国が各地で戦闘状態なのは、神様もお嘆きでしょうね。

 

 

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