○×問題の面白さ

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、一般的な常識と常識の枠を外れた問題が混在して出されていました。

特に○×問題のように、二者択一問題の場合は、常識的な答を選ぶか? いや待てよ。逆が正解だろうと頭が混乱していまいます。

我々は、この混乱の状態が面白いと考え、○×問題には力を入れてクイズ問題を創っていました。

第10回の後楽園球場の一次予選で、その代表的な問題が出され挑戦者を混乱させました。

問・満月の夜にも虹が出る。〇か✖か?

答・〇

解説 虹は昼間の太陽の下で見るもの、と考えるのは一般常識と言えるでしょう。

しかし、色は薄くなりますが、月の光でも虹は出るのです。これをムーンボー(ナイトレインボー)と呼ばれています。

特にハワイでは良く見られるようで、月夜の晩には早寝をしないで「夜空に注意」と呼びかけているパンフレットもありました。

虹の原理を考えて見れば、太陽の光が月を照らし、その光でも水分(雨)に当たれば虹になるのは当然でしょう。

この原理を、落ち着いて考えれば誰でも正解出来るでしょう。処が限られた時間内に判断するので、焦ってしまうのです。

○×問題は、人間の真理を突いたクイズ形式であり、それだけに面白い問題を創るのは難しいのです。

ウルトラ・クイズが当時のヒット番組になったのは、クイズ問題が突飛で面白い、と評価された点もあります。

勿論、クイズ形式や罰ゲーム、アメリカ各地の映像など、多くの要素が含まれます。

その一つに、地味ながら面白い問題を創ってくれたクイズ問題作家の存在を忘れる訳にはいきません。

本日の裏話は、クイズ問題作家の皆さんの努力の一端をご紹介しました。

これからは、満月の夜にはこの話を思い出し、是非とも珍しい自然現象であるナイトレインボーを見て欲しいものです~。

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