沈黙の時代が到来か?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には「言葉」という分類があり、語源、諺、方言、言い伝え等が問われていました。

その中で、昔から良く使われる例えでありながら、近頃は否定されている行為がありました。

第16回のフロリダキーズで出題された問題です。

問・「ますます勢いを増すこと」のたとえ、走り馬にも何という?

答・鞭(ムチ)

解説 走っている馬に、さらに鞭を加えて早く走らせる為の言葉で、昭和の時代までは一般に使われていました。

親が子供には「愛の鞭」。上司が部下に「激励の鞭」。コーチや監督が選手に「能力向上への希望の鞭」。

何れも、物事を増進させるために使う言葉であり、本物の鞭ではありません。

鞭という言葉であり、本物の鞭でないのは誰でも理解し善意で使われていたのですね。ところが……。

中には言葉だけでは収まらず、手が出てしまう事もあるようです。善意のつもりが、こうなると愛の鞭ではなくなります。

どの様な場合でも、「暴力はダメ」が社会通念になっています。

言葉だけでも「パワハラ」と非難の対象になる時代ですから、良かれと思って発する言葉も、相手によっては暴力なのですね。

言葉は、人間だけが持つ意思伝達の手段。それだけに不用意な言葉は発しないよう、常に用心しなければなりません。

自分は良かれと思っても、受け手によっては「余計なお世話!」かも知れません。

対抗する言葉に「沈黙は金」があります。黙っているのは金に例えるほど価値がある、との諺です。

「言わぬが花」の諺も有り、親切な積りでも他人に余計な意見は言わないのが花なのでしょう。

と考えると、余計な事も書かない方が花なのかも知れません。本日の裏話は、窮屈な時代になった~、が結論です。

 

 

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