アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は森羅万象、世の中の常識的な知識から易しい、中程度、難解と分けて作られていました。
比較的知っている人の多い、中程度の問題の中から、誰でも興味のあるお金に関する問題がありました。
第11回のニュージャージで行われた準決勝で、次の問題が出されました。
問・現在の一万円札は福沢諭吉ですが、お札の人物やデザインを決定するのは誰?
答・大蔵大臣
解説 福沢諭吉の人物やデザインを決めたのは、当時の大蔵大臣だった竹下登でした。
処で、日本の紙幣は20年周期で刷新されていました。その周期を守るなら、2,024年に刷新、発行が予定されます。
元号も平成から令和に代わり、新札の発行にはタイムリーな時期といえます。
と、いう事で今年の4月9日、日本政府が新紙幣を刷新する事を発表しました。
それによると一万円=渋沢栄一。五千円=津田梅子。千円=北里柴三郎の3名が決まりました。
決定は現在の麻生太郎財務大臣。この方は何かと問題発言が多いので有名ですが、今後新札を見る度に思い出す顔となります。
さて、三名の皆さんの功績をご紹介しましょう。
一万円の渋沢栄一は、日本の資本主義の父と評され、近代日本経済の基礎を築かれた偉人です。
聖徳太子⇒福沢諭吉⇒に次いで最高金額に相応しい人選と言えるでしょう。
五千円札の津田梅子は現在の津田塾大学の創始者であり、女性としては日本初の海外留学生でもあります。
樋口一葉に次ぐ女性紙幣で、勉学の女性先駆者としては文句ない人材と言えるでしょう。
千円札は野口英世から北里柴三郎へ。共に世界的に有名な細菌学者であり、順当な引き継ぎの印象です。
北里大学大学の創始者のみならず「破傷風菌」の発見、「血清療法」を切り開くなど日本の細菌学の父と呼ばれています。
2,024年は5年後ですから、その頃には新しいお札が続々と登場し景気もグーンと良くなるのを願いたいものです。
本日の裏話は、誰でも大好きなお金のクイズ問題から、5年後に発行される新札の情報でした。
五年後って、麻生太郎先生はその時もまだ、財務大臣をやっていますかね? 心配のタネはその辺かもね~。なーんちゃって!