語源の広がりは面白い

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、普段考えた事もないような事柄を問われる事があります。

普段、気にしていない事なので、咄嗟の判断を求められると、解らないけれど答えなければ負けてしまいます。

負けるのは嫌なので慌てて迷いますが、その姿が面白いので、挑戦者が慌てるもんだい形式がありました。

そうした問題は、確率が二分の一で正解出来る○×問題で出されていました。

第12回の第一次予選、東京ドーム球場の○×クイズで次の問題がありました。

問・仏教では、修行の邪魔をする悪魔を「邪魔」という。〇か✖か?

答・〇

解説 挑戦者の中に、僧侶又は熱心な仏教信者の方がいたのなら恐らく正解出来た事でしょう。

お釈迦さまを教祖とする仏教では、修行の妨げとなるようなよこしまな悪魔を「邪魔」と呼んでいました。

日本語の辞書でも「邪魔」は、妨げる事として、一般に使われている言葉ですね。

この言葉から発生した「邪魔臭い」「邪魔立て」「邪魔っ気」など、様々な場面で使われる言葉になっています。

語源を調べると、普段何気なく使っている言葉も、実はお釈迦さまの教えだったという意外な事が解りました。

クイズは森羅万象の知識を競うゲームなので、知識の豊富な人達が好むのは、自然の流れと言えるでしょう。

本日の裏話は、一つの言葉が「多くの日本語の語源」になっている実例をご紹介しました。

結論は「邪魔臭い奴」「邪魔だ!どけ」のように、他人から言われないよう普段の行いに注意を払いましょう。

そんな人ばかりが増えれば、日本は平和な国になるのですがねえ。お釈迦さまの教えはやっぱり素晴らしいですね~。

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