アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、日本の古い仕来たりや習慣を問う事が多々ありました。
これらは、日本人として生活して行く上で大切な知識なので、クイズ問題の定番と言えます。
最近の若い家庭では、習慣や仕来たりは「単なる迷信」として、忘れ去られた言葉かもしれません。
そんな、古い日本の仕来たりの問題が第6回のダラスで出されていました。現代人は答えられるでしょうか?
問・三隣亡(さんりんぼう)とは、何を始めるのに悪いとされている日?
答・建築
解説 三隣亡の日に建築をすると、隣まで滅びてしまうと言い伝えられていました。
文字を読むと、三つの隣が滅びると理解する言葉なので、このような迷信が出来たように推理するのが普通でしょう。
処で、この三隣亡とは? 旧暦の暦で決められた日で、毎月必ず回って来る日の事です。
暦とは一年の流れを、月日・七曜・干支(えと)・月齢・日の吉凶などを記したカレンダーの事でした。
現代では、科学的な根拠の無いものは、単なる迷信として片付けられてしまいます。
人間の知恵は日進月歩で進んでいます。とは言え、日本人の古い習慣や仕来たりで大切に伝承されているものも多いですね。
本日の裏話は、日本人の古い習慣を問うクイズ問題から、昔のカレンダーである「暦」のお話でした。
来年は新しい「令和」のカレンダーになりますが、主な行事として「東京オリンピック」が目玉です。
今年も余すところ一週間です。来年の話でも「鬼は笑わない」でしょう。夢は日本の金メダル沢山取って欲しいで~す。