手紙の宛名

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人なら当然知っているべき常識を問うのが基本でした。

知っていると思っても、咄嗟に頭に浮かばない事があります。この瞬間の閃きがクイズの勝負所と言えます。

誰でも知っていそうな簡単な常識問題でありながら、勝敗を決める問題は閃きの勝負です。

とは言え、クイズ慣れしている人は、問題を読んでいる途中で、先を読み過ぎて失敗する事も結構ありました。

MCの福留さんが「まだ、問題の途中だ」とたしなめる事もあり、「お手付き」の罰を受ける事になります。

クイズ好きの陥り易い、簡単な問題が第15回のハワイの「1対1対決クイズ」で出されていました。

問・会社や団体に出す手紙の宛名で、「様」「殿」の代わりに付けるのは何?

答・御中

解説 手紙の宛名は「様・殿・君」など立場によってそれぞれ意味が異なります。

「御中」にも意味があり、会社や団体に出す時に、特定な人ではなく「中の誰でも良いので読んで下さい」として使います。

「御中」は「中の人へ」を表す「中」に敬語の「御」を付けたもので丁寧語でもある表現なのです。

特に請求書等の場合、会社名の後に「経理部・御中」といった使われ方が多いようですね。

日本語は会話だけでなく、文章や手紙にも細かなルールが存在しそれを常識としている訳ですから、語学として難しいですね。

本日の裏話は、日本語の簡単な常識問題から、郵便物の宛名にまで細かなルールがあるとのお話でした。

我々日本人は、子供の頃から日本語を使い、勉強して来たので、日本人としての常識は自然に身に付いています。

次は世界の常識を身に付け、クイズに強くなりましょう~。

 

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