アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
常識は知っているのが普通の人で、知らないと周囲から非難されたり、損をする事もあります。
非難されるのは知った段階で改めれば結構。しかし知らない事で損をするのは馬鹿な事ですね。
その馬鹿な目に合わないための常識を問う問題が、第4回のニューヨークの決勝戦で出されていました。
問・せっかく当たった宝くじ、時効は何年?
答・一年
解説 賞金の支払い開始日から一年で無効になります。当時は何と一年間で二十億円もの大金が時効になっていました。
夢を求めて宝くじを買う方は多いですね。買う時は縁起を求めて人気の宝クジ売り場で買う人が増えています。
東京で言えば、第一人気は西銀座チャンスセンターです。
処が、当選発表日を忘れて確認を怠る人が全国には多数いるのです。それが二十億円ともなると神様も呆れている事でしょう。
因みに、現代はどのような状態か? 調べて見ましたのでご紹介しましょう。
平成二十六年=百六十一憶円。二十八年=百八十一憶円。三十年=百二十七憶円と近年はやや減っています。
クイズ当時の四十年前に比べると、大変な数字でバブル景気もぶっ飛ぶ勢いです。
さて、運がよく大金を引き当てたのに、自分の不注意で時効を迎えたウッカリさん。悔しいでしょうがこれも気の持ちようです。
と、いうのは「宝くじ」は自治体が発行するもので、収益金と時効当選金は地域に還元されます。
地域の自治体は、公共事業などにこのお金を活用します。従って自分のお金も寄付したと思えば気が晴れて気分爽快かもね~。
本日の裏話は、知らないと損をするクイズ問題として「宝くじ」の決まり事のお話でした。
さあ、ルールを知ったからには「縁起の良い売り場を探そう」。そして神棚へ備え、神様に当選を祈りましょう。
でも、当選発表の日はカレンダーに記入し確認をお忘れなくね。それで外れたら、宝クジはそんな物で諦めが肝心ですよ~。