ペットのネコのお話です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には「動物」という分類があり、動物全般の知識が含まれていました。

動物には哺乳類、鳥類、両生類など細かい分類があり、或る動物が何処に所属するかは基本的知識と言えます。

例えば「蝙蝠」のように鳥類なのか、哺乳類なのか? 判別が付きにくい動物は恰好のクイズ問題と言えるでしょう。

そんな動物の中で、現在最も興味が持たれているのがペットになる動物の知識でしょう。

ペットの中では、犬、猫、小鳥などが人気ですが、そのペットの問題が第10回のニューヨーク決勝戦で出されていました。

問・バラエティーに富むネコの品種。シャムネコとペルシャネコを交配してつくられたネコは何?

答・ヒマラヤン

解説 ネコの中では人気の品種ですが、誕生したのは意外や近代で1,954年イギリスで誕生していました。

ヒマラヤンはネコにしては人間に懐く性質で、実は私の家でも以前に飼っていました。

当時我が家では、ペルシャネコとヒマラヤンの2匹を飼っていましたが、性質は真反対でした。

ヒマラヤンは私が帰宅すると、玄関に向かって走って出迎えてくれたのです。

一方のペルシャは、遠くの方でそっとご主人様の帰りを確かめただけの表情です。

ヒマラヤンは来客にも愛想が良く、足に纏わりついたりするので、客にも抱かれる事が多かったのです。

その点、ペルシャネコは来客に抱かれた事など1度もありませんでした。

同じペットのネコでも、性格は真反対でありながら、家族が留守の時は付かず、離れず傍に居たようです。

2匹は仲間なのですが、じゃれて遊ぶような事は見た事が無かったのです。

本日の裏話は、ペットのネコの問題だったので、猫の性格に関して、我が家の懐かしい体験をお話しました。

お隣さん中国に関して

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、世の中の森羅万象に及んで創られていました。

クイズは知識を競うゲームなので、知識が豊富、しかも記憶力が高い人ほど勝ち残るチャンスが増えます。

最近、中国が何かにつけて話題になっていますね。そこで、本日は中国に関する基礎的な知識を問う問題を探してみました。

第7回のニューヨークの決勝戦で、次の問題が出されていました。

問・中華人民共和国の建国記念日を何という?

答・国慶節

解説 1,949年10月1日、中華人民共和国は北京に中国共産党の本部を置き、建国を宣言しました。

今を去る事70年前ですから、今年の国慶節は予想では大々的な休暇になる事でしょう。

人間の長寿を祝う仕来たりは、昔の中国から伝わった習慣で、70歳は古希です。

従って、今年の国慶節は例年とは異なり、大々的な国家イベントになるだろうと推測されます。

おそらく、10月は中国から大量の観光客が来日するでしょう。となると、全国各地で様々な話題が巻き起こるかも知れません。

ニュース番組では、中国人観光客のマナーの悪さが連日のように取り上げられていますね。

でも、現実には中国人観光客の悪い話ばかりではありません。

中には美談もあるでしょうね。先日、私自身が地下鉄で目撃した事ですが、中国人家族がお年寄りに席を譲っていたのです。

それも父親の命令で、家族4人が立ち上がり周囲のお年寄りに席を進めていました。

周囲の日本の若者も、ニコニコ笑顔で嬉しそうな気分になっていたようです。

テレビのニュース番組では、中国人観光客の嫌な部分だけが報じられていますが、中には良い部分も沢山あるのが現実です。

政治、経済共に日中関係は緊張していますが、でも国民の中には友好的な人々も大勢いる事でしょう。

本日の裏話は、中華人民共和国の印象を一派ひとからげにせず、人それぞれに異なるという事です。

そこで結論! 端迷惑な人は何処の国にも居ます。中国人を一方的に非難するのは止めましょう、との提案です。

 

毎回・輝いたチャンピオン!

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の知っているべき常識を問うクイズが多数ありました。

常識的な知識は、基本的に義務教育の中で学んでいます。それを記憶しているか否かで勝負が決まります。

そんな中で、日本語の最も基礎的な問題が、第6回のニューヨークの決勝戦で出されました。

問・書道で使う基本となる三つの書体といえば、草書と楷書と、あと一つは何?

答・行書

解説 ゆっくり考えれば、誰でも正解出来る易しい問題の典型と言えるでしょう。

ましてや、決勝戦にまで勝ち残った二人ですから、知らないはずがありません。

どちらが早くボタンを押すかの、瞬間が決め手の問題でした。草書と楷書の「楷」まで聞いたところでボタンを押した方が勝ち。

瞬間の閃きが勝負の決め手だったのです。視聴者もこの瞬間「うーん」と唸った事でしょう。

勝負していた二人とも、正解は知っていた筈です。閃きが早くボタンを押すタイミング勝負でした。

さすがに決勝戦は名勝負、と満足した事だと思います。我々は常に挑戦者をより魅力的に描く事に神経を使っていました。

決勝の問題は、難問ばかりと考えた方も多いでしょうね。しかし、緩急つけながら問題はリズム良く配列したのです。

第一次予選の後楽園球場で、何万人の中から勝ち進んだ勝者なので、知力・体力・時の運に恵まれた事だけは確かです。

そんな挑戦者が輝いて見えなければ、我々スタッフの負けと言えます。

従って、毎回挑戦者を魅力的に描くアイデアを考えていたのでした。勝者には輝き!敗者には同情を!

本日の裏話は、決勝戦のクイズ問題は難問ばかりでは無い。易しい問題も、勝者を輝かせる手法として使っていたのでした。

 

昨夜は豆まきをしましたか?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本の生活、習慣、伝統といった日本人の知るべき常識問題が多数出ていました。

昔から、2月に行われる行事は多数ありますが、その常識を問うクイズが第7回のニューヨーク決勝戦で出されていました。

問・「鰯の頭も信心から」という言葉を生むもとになった日本の年中行事は何?

答・節分

解説 節分の夜に鰯の頭をひいらぎの枝にさして、門口に置くと悪鬼を追い払うとの風習がありました。

節分には「鬼は外!福は内!」と、豆をまいて鬼を追い払うのが日本の年中行事になっていました。

この伝説の起こりを調べたところ、次のような事が解りました。節分に豆をまくのは、中国の習俗が伝わったものと言われます。

平安時代の事。京都の鞍馬に鬼が出た時、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけました。

大豆が鬼の目に命中! 鬼はこれを恐れて姿を消し、鬼退治が出来たとの伝説があります。

そこで、節分には鬼退治の風習として「豆まき」が全国的な習慣になったとの事です。

「節分には何故豆をまくの?」とお子さんに聞かれたら、このお話を聞かせてやってください。

昔は家族の年長者が、こうした話を子供達に伝え、日本の風俗習慣の伝統が引き継がれていたようです。

本日の裏話は、昨日の「節分」に因んだお話として、豆まきの起源に関しての蘊蓄をご紹介しました。

 

クイズの定番、一番は要注意です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、何事によらず一番を求める問が多数ありました。

「世界で一番高い山は?」「日本で一番広い都道府県は?」のように一番を求めるのは、クイズの定番です。

クイズが好きな人は、この定番を良く記憶しているため、ウルトラでも勝ち進む確率が高かったと言えるでしょう。

そんな一番に関する典型的な問題が、第14回のキティホークで出されていました。

問・世界で最も長いシベリア鉄道。結んでいるのはモスクワと何処?

答・ウラジオストック

解説 帝政ロシア帝国は、極東に勢力を伸ばす目的でシベリア鉄道を計画したのです。

この政策を阻止する目的で、日露戦争が勃発。まさか東洋のちっぽけな国・日本などは敵ではないとの思いで開戦。

しかし、結果はご存知のように日本の大勝利でした。これによって欧米の列強国は日本を見る目が大きく変わりました。

現代も北方領土問題で、日露の関係は緊張気味ですが、さかのぼれば日露関係は根が深いのですね。

さて、クイズ問題に戻りますが、これは早とちりの引掛け問題として採用されていたのです。

世界で最も長いシベリア鉄道。結んでいるのは、ここでMCの福留さんが一呼吸おきます。

早とちりの人は、「モスクワ」又は「ウラジオストック」とどちらか2分の1に賭けて、早押しをすると我々は予想していました。

もっと早とちりの人はシベリア鉄道。この瞬間に9,297kmと距離を予想して早押しをする事もあるかも知れません。

二重の「落とし穴」が仕掛けられていたのですね。

キティホークは準決勝の地なので、強者ばかりの接戦なので遅れをとらず、早押しをするのが毎年の恒例でした。

我々も、挑戦者の心理状態を推察して、準決勝の地では早とちりしそうな問題を、忍び込ませて置いたのでした。

本日の裏話は、北方領土問題で今年は話題の日露関係に因んだ問題を振り返って見ました。

考えて見れば、ロシアって昔から領土の拡張を狙っていた民族なのですね。ロシア皇帝もスターリンさまも…。

 

 

アメリカ横断!ウルトラクイズの裏話