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2番目ではダメなんですか?

アメリカ横断ウルトラクイズの問題には、世の中の世相を反映させた問題が度々出されていました。

世相は、時代が変われば流れも変わる性格を持っていますが、何年かで同じような事が繰り返される場合も有りますね。

今から11年前、民主党政権が成立し、事業仕分けが話題になりました。

この時に名を挙げたのが蓮舫議員で、舌鋒鋭く役人や野党議員を切りまくりました。

その中で、流行語になったのが「2番目じゃダメなんですか?」の言葉でした。

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1番と2番では、同じように聞こえますが、天と地ほど意味が変わって来るとの意見がありました。

経済的な効果でも、天と地ほど差があるとの意見も有り「バカな奴だ!」の合唱が起きたくらいでした。

クイズ問題でも、2番目を問う事がよくあります。第14回のグランドテイトンで、次の問題がありました。

問・都道府県の面積で、一番広いのは北海道。では、二番目はどこ?

答・岩手県

解説 1番が北海道、2番目が岩手県、これは小学校の社会科で習った通りです。

川・山・湖、何でもベスト3を覚えておくのが、クイズに強くなる定石と言えます。

さて、話は「2番目ではダメなんですか?」の言葉が近頃、度々話題になっています。

東京オリンピックを控え、スポーツ選手のインタビューが話題になります。

ここでも、1番と2番では、天と地の差を強調する選手が多いのに驚きます。

誰もが1番のチャンピオンを目指すのがスポーツの基本的な目的で、王座以外は負け組と切り捨てています。

これは極端過ぎますが、金メダル以外は評価しない、との風潮もあり、スポーツ大会が過熱化しています。

本来、スポーツは誰でもが健康に過ごすための、リクレーションだった筈です。

それがプロ・スポーツの出現で、金儲けの道具になってしまった辺りが問題なのでしょう。

オリンピックは「アマチュア・スポーツの祭典」という言葉も、今の若者には初耳かも知れません。

個人が世界的な名声を得るには、オリンピックで金メダルを取るのが、最高の手段でしょう。

 

秋刀魚の美味しい季節

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、人々の一般常識を問う問題が主流で、創られていました。

日本人の味覚の中で、クイズ問題に多く登場する素材にサンマがあります。

昔から、季節の味覚の代表的な食材で人々に愛され、サンマを詠み込んだ和歌や俳句も多いですね。

また、秋の味覚で、「秋刀魚」との漢字もクイズ問題の定番でもあります。

処で、そろそろ今年のサンマ漁がニュースで取り上げられています。

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そこで、これに関連する問題が第11回のデビルスタワーで出題されていました。

問・魚を獲ることにちなんだ言葉。一挙に捕まえる事を何という?

答・一網打尽

解説 この言葉は魚の漁法だけでなく、悪事を働く団体の一味を捕える時にも使われますね。

例えば、暴力団員が社会に与える悪事が問題になります。これを取り締まる暴力団対策法が出来ました。

その後、指定暴力団対策法、略称「暴対法」が出来、暴力団員の活動が制約され、徐々に平和になっています。

閑話休題。

最近、漁法の一網打尽が度々話題になり、テレビのワイドショーを賑わせています。

話題の主は、迷惑なお隣さんの常連さん中国です。

「世界の常識? 関係ないヨー。3,000年の歴史ある我が国の常識、NO1」とばかりやりたい放題。

我が国の漁法では禁じられている、大きな網を仕掛け海の魚を根こそぎ捕獲してしまうのです。

海流の上の方でサンマを根こそぎ獲ってしまうのですから、下の日本近海ではサンマが少ないのです。

川に例えれば、上流で魚を全部獲ってしまうのですから、下流にはいなくなるのは当然です。

このような状況が10数年も続き、秋刀魚漁は減少を続け、昔のように安価な庶民の魚でなくなりました。

と、なるとこんな川柳も在りそうですよ。

「おお安い よく見りゃ 中国産のニセ秋刀魚」   お後がよろしいようで……。

 

 

外来語の不思議な効力

アメリカ横断ウルトラクイズの問題の中には、世の中の流行を捕えた問題が時々出されています。

60年代70年代辺りから、日本人の会話に外来語が多く登場するようになりました。

では、人々が使う言葉の正しい意味を理解しているのか? そんな疑問を問う基本的問題がありました。

第12回のブエノスアイレスで出題されていました。

アメリカの心理学者・エリクソンが定義した言葉で「自己同一性」「自己存在証明」といった意味を持つ言葉は?

答・アイデンティティー

解説 本来この問題は、ウルトラクイズらしからぬ問題でした。

我々は、常々教科書にあるような問題は避けおり、この問題は英語の単語を問うようで相応しくありません。

でも、巷ではこの言葉が盛んに使われていたので、人々は意味を理解しているのか試してみたのです。

辞書によれば「身元、本人である事。自我同一性、自分が自分であることの認識」とあります。

難しい説明ですが、心理学の基本概念の一つで、超難問とも言える問題だったのです。

でも、当時の人々の会話に良く使われていたので、クイズマニアであれば、辞書で意味を確かめた事でしょう。

処で、当時外来語を多用したのは化粧品、広告宣伝業界の人々でした。

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対話の相手が「それ、どういう意味?」と聞き難いので、煙に巻く魔術の効果を狙ったものと思われます。

そういえば、テレビのコメンテイターや文化人で、外来語を多用する人がいます。

これも怪しいですよ。

これ等の人の言葉は、耳で聞いていると辻褄が合っているように聞こえます。

でも、活字に起こして読むと意味不明だったり、論点が矛盾する事がしばしばです

との現実を考察すると、外来語は会話の魔術的効果があると言えそうです。

社内の会議でも外来語を多用する社員がいますが、魔術効果を狙っての事でしょう。

騙されないようにご用心!

 

国会議員の素顔と現実の差

 

アメリカ横断ウルトラクイズの問題を振り返ると、現代に通じる設問が見当たります。

7月23日と24日の2日間、国会予算委員会で加計問題、自衛隊南スーダンのPKO日報問題、がテレビ中継されました。

国民的な関心事だったせいもあり、多くの国民がテレビの前に釘付けになった事でしょう。

この中継で、大臣やそれに準ずる政府の高官が、ずらりと並んでテレビで大写しされていました。

第6回のワシントンで、こうした情景を問う問題がありました。

問・国会の本会議場の大臣及び政府委員の席を、俗に何と呼ぶ?

答・ひな壇

解説 日本古来の伝統的な儀式に、桃の節句があります。女子の健やかな成長を祈る儀式です。

平安時代、貴族階級の遊びに端を発しており、諸説あるので詳しい解説は省きます。

いずれにしても、ひな壇に飾られるのは、内裏雛(親王と親王妃)を中心に宮中の高貴な方々です。

雛祭りのひな壇に準えて、国会の重鎮の並ぶ席をひな壇と呼ぶようになりました。

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さて、先日の国会中継での、ひな壇に並んだ政府高官は国民の尊敬に値する姿だったのでしょうか?

誰が見ても、追及に対して真実を語っているようには見えませんでした。

新聞社の調査では、大多数の国民が「嘘、又は信じられない」と答えています。

「忘れた」「記憶に無い」「覚えていない」の同じ言葉のオンパレードでした。

少なくても、正直でない、誠実さが感じられない、との感想を持った国民が大多数でした。

SNSでも、こうした声が氾濫していましたね。

と、なると立派な紳士淑女の仮面をかぶる議員センセイの素顔は、果たしてどうなのでしょうね?

親分を守るためなら、嘘なんて当たり前のように見えましたよ。

でも、政治家が本来守るべきは、国民の安全、安心、平和な生活のはずでしょう。

我々の先祖は、良い言葉を残してくれています。

「嘘は泥棒の始まり」政治家は先ず「日本の諺」を学ぶ事からスタートしてください。

 

脚光を浴びる将棋のルール

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、時流に乗った旬の知識と、常に変わらない不変的な知識の2種類がありました。

昔から日本人の娯楽であった将棋が、今年は天才中学生藤井聡太君の登場で、ブームになっています。

日本人の大多数が、子供の頃に将棋で遊ぶとの経験があるようで、多少はルールを知っている事でしょう。

将棋のルールは、日本人には不変的な知識の範疇に入るかも知れません。

否、全くルールを知らない人であっても、今年の旬な話題ですから、多少興味を持たれた人もいるでしょう。

今から30年以上前の第12回に、将棋のルールに関する問題がありました。

東京ドームでの第1次予選、〇✖問題です。

問・将棋の対局中、相手側に回って将棋盤を眺めるのは反則である。〇か✖か?

答・✖

解説 当時の調査では、加藤一二三9段は相手側に回って盤を見る事がある、と説明されています。

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面白いのは、今年の将棋ブームのルール解説でも、この件が話題となり、当の加藤名人が直接説明していました。

加藤名人によると、相手にプッシャーをかける等、勝負の戦術の一つでもあったようです。

尚、加藤名人は昭和54年14歳7カ月で史上初の中学生プロ棋士となり、62年間第一線で活躍してきた重鎮です。

それが奇しくも、藤井聡太君に敗れたのをきっかけに、引退を発表しています。

将棋でも、相撲の様なスポーツでも、勝負の世界ではどんな強者も、引退を迎える時がやって来ます。

史上初の中学生プロ棋士が、現代の天才中学生に敗れるというドラマ・チックな戦い! 今年の重大ニュースになるでしょうね。

今年の旬な話題、将棋界の記憶に残る名勝負を振り返って見ました。将来クイズ問題になりそうな題材として。