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家族で愉しむ問題の妙

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を見ると、子供でも正解する易しい問題から難しい問題まで、幅広いのが解ります。

これはウルトラ・クイズの基本姿勢で、家族がみんなで楽しめる事を目的に企画された番組だからです。

家族でテレビを視ながら、大人から小学生まで誰でもクイズに参加出来る。正解を巡って家族の会話が弾む、これこそ我々の理想でした。

そんな会話が弾みそうな問題が、第7回のデスバレーで出されていました。

問・童謡「お山の杉の子」で ♬これこれ杉の子起きなさい、と声をかけたのは誰?

正解 おひさま(太陽)

解説 デスバレーは最高気温57度、死の砂漠と呼ばれ極暑の地です。そのためご当地問題として、太陽、暑いに関する問題が多数ありました。

「お山の杉の子」は日本人なら誰でも知っている童謡です。

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子供でも歌詞を覚えている人は多いはず。

♬これこれ杉の子、起きなさい おひさまニコニコ声かけた、声かけた~  記憶に残っていれば、小学生でも咄嗟に正解したでしょうね。

お茶の間で、子供が一番に正解すれば「おっ!すごいな」と家族は褒める事でしょう。これを切っ掛けに会話が進む、正に理想の形です。

我々は、どのチェック・ポイントでも必ずこうした易しい問題を含ませ配列していたのです。

勿論、高度な難問も入れ、クイズ・マニアの自尊心を満足させる事も忘れてはいません。

こうした問題の匙加減こそ、ウルトラ・クイズの命綱だったのです。

 

 

 

勘が勝敗の決め手になる

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、日本史、世界史など幅広い分野から問題が創られていました。

クイズは知識を競うゲームなので、日頃から知識欲の旺盛な人達が好み、挑戦者になったり、テレビで問題に参加して楽しんでいました。

単に歴史問題とは言え、日本国内に限らず、世界の歴史も知る必要がありますね。それも古代から、中世、近世など幅が広いのです。

そんな中で、第15回のモハーベ砂漠で次のような問題がありました。

問・ラテン語で、「日の沈む地」は「オクシデント」。では「日の出の地」は何?

答・オリエント

解説 この問題のキーワードは、ラテン語が使われていたのは何処か? これが解れば、その地から見て日が昇ったり、沈んだりが解ります。

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ラテン語が広く世界中で使われたのは、古代ローマ時代からだと言います。

古代ローマから見て東はオリエント。西はオクシデントと表現され、現代の東洋と西洋の表現になりました。

このような複雑な歴史を知らなくても、オクシデントが西洋と解れば、勘を働かせてオリエントの正解は得られます。

クイズはゲームなので、勘を働かせるのも、重要な武器なのですね。

ウルトラ・クイズは知力・体力・時の運が基本でした。所謂、遊びの心を100%発揮させた人こそ、先へ進めた番組だったのです。

今だから話せる勝者への心構えでした。

それを知っていたのが歴代のチャンピオン達だったのです。

日大騒動の余波を見ると

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、何十年も前のクイズなのに、現代でも「旬」の問題として通用する事があります。

最近、日大の「アメリカン・フットボール」の不正問題から始まって、大学の在り方が社会問題に発展、連日テレビ番組を騒がせています。

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正に、大学は教育の為にあるとの基本が忘れられ、権力者の「おもちゃ」のように勝手に利用されているのが、日大問題でした。

そんな大学に関するクイズが、第16回の東京ドームで出されていました。

問・すべての都道府県には、必ず国立大学がある。〇か✖か?

答・〇

解説 大学受験を経験した人なら、間違いなく正解出来る筈の問題でしたが、しかし、迷いに迷った挙句✖に走り込んだ人がいました。

日本の法律では、全国の都道府県には最低一校は「国立の総合大学」が設けられています。

どの県に住んでいても、専門分野の教育が受けられる権利がある、との自由で平等の思想ですね。

日大は私立大学ですが、文部省の管轄下にあり、当然の事ながら国の補助金も受けて運営されていました。

という事は、文部省の審査の甘さが今回のような無法にも近い、出鱈目な騒動に発展したとの意見も出て来ます。

森友問題、加計問題に関わる「文部省、財務省」の不正隠しが国会で大問題になっています。

その意味では、今回の日大の騒動でも、中央省庁の責任問題が出てくるかもしれません。

今年は「忖度」との言葉が流行語になりました。

「忖度」が大好きな役人の皆さんは、政治家よりも国民の為に「忖度」して欲しいものです。

本日の裏話は、日大問題の余波を覗いて見ました。

アイスクリーム、カキ氷どっち派?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、世の中の人が疑問に思う事に答えている場合があります。

今年は夏の到来が早く、アイスクリームをはじめ、各種の冷たい菓子類が売れているとのニュースがありました。

アイスクリームは兎も角として、カキ氷は昔から人気の食べ物でしたが、慌てて飲み込むと喉と頭がキーンと激痛に襲われます。

だから、昔の親は子供に「ゆっくり食べなさい」と教えていたものです。

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子供の頃の思い出で、カキ氷を慌てて飲み込み、痛い目にあった方は多い事でしょう。

アイスクリームを食べても、そんな目に合わないのに、何故カキ氷は痛くなるのでしょうか?

多分、氷の方が温度が低いために起こる現象と考えたのではないでしょうか?

そんな疑問に答えた問題が、第4回のグアムで出されていました。

問・カキ氷とアイスクリームでは、カキ氷の方が温度が低い。〇か✖か?

答・✖

解説 カキ氷で痛い目にあった方は、迷わず〇と答えた事でしょうね。しかし、現実は違います。

カキ氷は0度C~-3度C。アイスクリームは-18度C~-22度Cなのです。

因みに-10度Cで溶け、食べごろは-15度C~16度Cなのだそうです。

アイスクリームを含む、冷菓子は季節を問わず人気がありますよね。とは言え、暑い夏こそ冷菓子のシーズンです。

スーパーでも、コンビニでも、アイス関連の商品が多数出回り選ぶのに迷ってしまいます。

いくら美味しくても、食べ過ぎはいけません。夏は体力が落ちているので、冷菓子はほどほどにして健康を維持してください。

本日は懐かしい、カキ氷のお話でした。

 

クイズ問題の難易度

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を見ると、最初の頃は易しい問題が多く、回を重ねるにつれて難問が多く出されていました。

これは、最初は単なるクイズ好きの皆さんでしたが、各学校にクイズ研究会が出来るなど、挑戦者も専門家とも言うべき強者に代わって来たからです。

とは言え、テレビをご覧の視聴者は一般人の知識です。

従って、普通の人でも一緒に楽しめる問題も多数含ませ、家族で愉しめるレベルで番組は進行したのです。

家庭で、小学生の子供が正解したり、お爺ちゃん、お婆ちゃんが一番に正解する。「お婆ちゃんすごいね」のような会話があるのが理想的な番組でした。

だから、クイズ問題の出題は難易度の強弱を付け、その順番には神経を配ったものでした。

さて、話は戻って、番組開始当時の典型的な問題をご紹介しましょう。

第2回、サイパンでの〇✖クイズです。

問・サイパン島は南半球にある。〇か✖か?

答・✖

解説 北緯15度53分から16度2分に位置しており、まぎれもなく北半球にある島ですね。

処が人々は、グアム、サイパン、パラオなど南の島はまとめて「南洋の島」と覚えているので、南半球と勘違いしてしまうのでしょう。

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ウルトラ・クイズも回が進み、人々も海外旅行へ出かける人口が増え、現代ではこうした勘違いをする人も少ないでしょう。

番組は、常に一般人が参加し易いレベルで進行しますが、回が進み準決勝、決勝となると、挑戦者も選び抜かれた強者になります。

この辺りになると、優勝を賭けて強者の名人戦になってきます。従って超難問が次々出題されます。

ボクシングで例えるなら「チャンピオン戦」剣道なら「宮本武蔵か小次郎か?」といった名勝負を期待します

幸いな事に1回~17回まで、決勝戦はいずれ劣らぬクイズの名人達が勝ち残り熱戦を繰り広げてくれました。

本日の結論!

ウルトラ・クイズのチャンピオンは「知力だけではない」。体力・時の運も持ち合わせた強者だったという事でした。