アメリカ横断ウルトラクイズの問題を読み返すと、世の中の動きが手に取るように読み取れます。
今は、衆議院選挙の真っただ中ですが、選挙となると必ず繰り返される言葉があります。
第14回のタヒチで、次のような問題が出されました。
問・今年の2月衆議院選挙で良く聞かれた言葉。本来は神への儀式の前に綺麗な水で身体を清め、罪や汚れを払うという意味の言葉は何?
答・禊(みそぎ)
解説 禊は神に対する誓いの言葉です。
本来、日本書紀に在るように、日本は神の国と思っている国民が多数なのも現実です。
その日本の政治家が、神に何度も同じ誓いをするのは不思議だと思いませんか?
数々の疑惑やスキャンダルに巻き込まれても、禊をすれば神に許されるとの厚顔な論理です。
それでも、選挙に勝って再登場した政治家の多い事。神様もさぞ、苦笑いなさっている事でしょう。
人の噂も75日、時が過ぎれば選挙民も忘れてくれる、と多寡を括っているのかも知れません。
この図々しさ、押しの強さ、嫌な思い出は即忘れてしまう、政治家センセイの条件かも知れません。
でも、執念深く忘れない人も結構いるのですよ。結果はどう出るか? 開票日までの愉しみ。庶民のね……。