保育園&幼稚園の違い

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を読み返すと、現代でも旬の話題として通用する設問があります。

30年以上前のクイズ問題が、今でも「旬」とは不思議な気分ですが、実は当時と同じような社会状況になっているという事なのです。

第6回の後楽園球場で行われた、第1次予選で次の問題が出されました。

問・幼稚園は、学校ではない。〇か✖か?

答・✖

解説 現代なら、幼稚園が学校である事は、ほとんどの日本人が知っている常識と言えるでしょう。

連日、ニュースで報じられている「森友学園問題」があり、その解説で幼稚園が学校法人を経営している事が説明されています。

「森友学園」の画像検索結果

学校教育法では、幼稚園も学校であると明記されており、幼稚園と保育園では異なるのですね。

その代表的な例は、幼稚園の教育者は小学校と同じように「先生」と呼ばれていますね。

幼い子供達が通うので、「幼稚園」と「保育園」は混同され易いので、その違いを簡単におさらいしてみましょう。

保育園と幼稚園では、監督する省庁が異なり、保育園は厚生労働省で保育士は国家資格、幼児は0歳から入園出来ます。

一方の幼稚園は文部科学省の管轄で、教師は教諭免許が必要です。また児童は3歳から入園資格があるのです。

話題の中心「森友学園」は、大阪市淀川区に本部を置く幼稚園を運営してい学校法人なのです。

この幼稚園の教育方針に賛同した安倍総理夫妻が、森友学園の鴨池理事長夫妻と親しい関係にあったため、周囲が忖度して事件に発展した訳です。

政治家と官僚のそれぞれの思惑が入り混じり、今後、証人喚問が行われますが真実は果たして?

国民が納得する結論が出るのでしょうか?

真実は闇の中! 聞き飽きた言葉で御免蒙りたいですね。

昔のクイズ問題から、本日の裏話は保育園と幼稚園の仕組のお勉強でした。

 

 

 

日本人の常識は奥が深い

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、日本人なら常識として知って欲しい知識が設問になっていました。

しかし、常識も年代によって、或は時代によって変化するので、知らなくても恥とは思わない人がいるものです。

逆に、時代を超えた知識を持っている人は「物知り」として、周囲に尊敬される事が多いのです。

クイズ問題の中には、時を超えた知識も多数あり、これ等は日本人の常識的な知識と思えば、愉しくクイズに参加出来ます。

第4回のグアムで次のような問題がありました。

問・剣豪千葉周作は現在の千葉県下総(しもふさ)の出身である。〇か✖か?

答・✖

解説 剣豪千葉周作の名を知らない人もいるでしょう。しかし、剣道は日本古来の武道なので、北辰一刀流の開祖の名前くらいは知って欲しい常識です。

北辰一刀流は幕末の江戸で名を上げた流派です。因みに有名な坂本龍馬も江戸で修行中に千葉周作の門下生として、剣術を学んでいました。

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彼は、剣術の腕前も上達し普通の武士に簡単に切られるような優男(やさおとこ)では無かったと伝えられます。

そんな彼が京都の近江屋で、刺客に暗殺されています。それも抵抗もせず一刀のもとに殺害されたと伝えられ、謎の多い事件でした。

尤も、これ等の出来事は司馬遼太郎の小説で広く知られるようになったもので、必ずしも歴史的真実とは限りません。

閑話休題。剣豪・千葉周作に話を戻します。

本来の千葉周作は岩手県の生まれで、千葉県では無かったのです。

時代劇ファンなら、宮本武蔵、佐々木小次郎と並んで、千葉周作の剣豪ぶりは知っておくべき常識でしょうね。

映画ファンでなくても、日本人なら時代劇に度々登場するヒーローの名前くらいは知って欲しいものです。

クイズ問題から見て、日本の歴史は各分野ともに「奥が深いが本日の裏話」でした。

 

 

生活の知恵は不思議な知識

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、日本人なら知って欲しい知識が数多く問題となって出題されていました。

その中には、親から子へ伝えられた生活の知識がありました。昔の人が考えた「生活の知恵」と呼ばれるものです。

まだ、科学が発達していなかった時代から伝えられた生活の知恵は、不思議な事に現代の科学で証明される事が多いのです。

この「生活の知恵」は、日本古来のものもありますし、中国をはじめ他の国から伝えられたものなど多種多用です。

第11回のパームスプリングスで、次のような問題が出されていました。

問・塩辛すぎる漬物の塩気を抜く時、水に入れる一掴みの塩を何という?

答・呼び塩

解説 真水よりも塩水の方が中まで塩抜きが出来るので、昔は新婦が舅・姑(しゅうと)から教えられた知識でした。

この方法は、ネーミングは異なっても世界中で行われていたようで、人間の知恵の不思議さを感じさせます。

原始時代から持っていた、身を護る本能かも知れませんね。

尤も、動物でも害になる食物は口にしないし、特に毒などは本能的に避けて食さないとの事。

海の底の生物も、保護色で天敵から身を護る術を心得ており、そんな不思議な記録映像が紹介された事がありました。

生物の本能は自然に備わったものですが、近代では人間が科学的に動物を操作し、変種を作るなどの行為が行われています。

特に犬や猫などのペット業界では、昔から新種の動物を創るのが当たり前のようで、ブリーダーと呼ばれる人達はそれで商売が繁盛しているようです。

また22年前、DNAからクローン羊ドーリー君を生み出し、クローン人間の製造も可能との理論が発表されました。

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しかし、これは神の領域に踏み込む行為との意見が多く、国際的には禁止されています。

人間の本能から、動物の本能など、自然界には科学では証明できない不思議な事柄が多く、神様の領域かも知れませんね。

本日の裏話は、生物の持つ不思議な能力は面白い! これは多分創造主様の領域だろう、が結論でした。

 

 

 

日本語の問題は面白い

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には日本語に関する問題が度々出てきます。

中でも多いのは語源、方言、或は文字、難しい言葉の意味など、日本語の常識的な知識を試す問題が創られていました。

言葉を聞けば誰でも知っているのに、突然意味を聞かれると、咄嗟にその言葉が出て来ないものもありますね。

その様な状態を「度忘れ」と呼んでいますが、よく度忘れするような言葉が問題になったものをご紹介しましょう。

第11回のグアムの「深夜のトレード早押しクイズ」で出された問題でした。

問・獲物をみんなで分けるのは「山分け」。では新しい分野を開拓した人は「何分け」?

答・草分け

解説 「草分け」は草深い土地を切り開いて村や町の基礎を作る事から生まれた言葉で、自然発生的な日本語でしょうね。

この言葉から、ある事を初めにした人。創始者をその道の草分けと呼ぶようになりました。

「深夜のトレード早押しクイズ」は、ホテルのベッドで眠っているところを突然起こされ、クイズを出される訳ですから挑戦者は寝惚け状態です。

頭が冴えていれば思い出す事もあるでしょうが、寝惚け状態では考える事もままなりません。

人の弱みに付け込んだ、意地の悪い形式です。なんせ知力、体力、時の運が合言葉の番組なので、スタッフは異常人間の集まりだったのです。イヒヒ……。

冗談は兎も角、面白そうな事は何でも挑戦しよう! そんな合言葉で次々とアイディアを捻り出した番組だったのです。

現代ではコンプライアンス(法令順守の管理体制)との言葉が重要視されているので、あのような破天荒な番組は不可能でしょうね。

その意味では、古き良き時代の懐かしい番組であり、やがて遠い思い出の片隅に追いやられる運命かも知れません。

「そんな事無いよー」の声が聞きたいです

 

 

 

ブームの仕掛け人を探せ

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を読むと、時代の旬の話題が数多く出題されています。

「旬」は人々の興味が集まった事象なので、クイズには最適な題材である事は誰にでも理解出来ますね。

第11回の後楽園球場の第1次予選、歴代チャンピオンによるエキジビション早押しクイズで、次の問題がありました。

問・「マンガ日本経済入門」を書いた漫画家は誰?

答・石の森章太郎

解説 一般に難しいとされている日本経済の動きを、ドラマ仕立てで解りやすく解説した漫画で、ブームを呼びました。

現在は歴史でも、科学でも難しい内容の教科書では、マンガやイラストなどで解説されています。

こうした流れの仕掛け人が、何と売れっ子の漫画家だったという点が意外性でもあり、愉しい話題でクイズ問題となった訳です。

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石ノ森章太郎さんは「仮面ライダー」「人造人間キカイダーなど日本人の子供達が一度は夢中になった人気漫画を多数書いています。

「マンガ日本経済入門」は第17回日本マンガ家協会賞大賞を受賞、彼の偉業が讃えられていました。

今や漫画は世界的な流行となっており、彼がその機動力の一人だった事だけは確かですね。

宮城県登米市の生家近くには「石ノ森章太郎ふるさと記念館」が建設され、マンガの原画や関連グッズが展示。世界中からファンが訪れているそうです。

一問のクイズ問題から派生して、まれに見る偉業に焦点を当てる、これもクイズの楽しみ方と言えるでしょう。

本日の裏話はブームの仕掛け人を探る愉しい話でした。