アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、時代を先取りした問題が、時々出されていました。
現代人が問われたなら常識的な問題。しかし30年も前の挑戦者でも正解した人がいたのには驚きです。
第14回のオレゴン街道・団体戦!幌馬車マラソンクイズで、次の問題が出されていました。
問・専門的な知識やアイディアを持ち、自分たちの頭脳そのものを資本として商売をする集団を何という?
答・シンク・タンク
解説 当時の日本では野村総合研究所が最初に発足し、後を追って次々と誕生しています。
現代では、各シンクタンクの専門家がテレビ番組のコメンテーターとして名前を売っているので、一般常識となっています。
シンクタンクの歴史を見ると、19世紀後半に英国で創設されたフェビアン協会が元祖との説が有力です。
そのため、英語の「シンクタンク」が研究団体の共通な名称になりました。
更に、20世紀初期に米国で「米国型リベラル思想」に基づいて創設されたシンクタンクが始まりと言われているのです。
現在も、欧米においては、そのほとんどが非営利団体という形態を取り、政策研究を展開し続けているようです。
即ち、世界中の国がシンクタンクの意見で国の進む方向を決める事になるようですね。
そういえばシンクタンクの専門家が、政府の方策研究のメンバーに名を連ねているのはテレビのニュースで時々見ますね。
本日の裏話は、クイズ問題から我々が名前を記憶しているシンクタンクの専門家が日本を動かす役目を手伝っている人という事。
そこで結論! 今後はシンクタンク所属のコメンテーターの意見に注目しましょう。
国を動かす人物ですから、意見は正論だと思いたいですね~。そうと知ったからには、彼らの意見を真面目に聴こうかな~?