昔と現代、山の印象の変化です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人ならば誰でも知っている知識です。中には年齢差で知識の幅も変わりますが、一般には易しい部類と言えるでしょう。

では、昔から日本に伝わる言葉の問題です。第15回のドミニカで出された問題です。

問・山を使った季語。「山装う」は秋。では「山笑う」といえば何?

・春

解説 春は新芽が芽吹き、更に桜の花を始め美しい青葉が一杯になる季節。山としては愉しい季節なので笑う気分でしょうね。

 

因みに冬は「山眠る」と季語では表現されます。多くの山で雪が降り、熊などの動物も冬眠に入ります。

現代人は、冬はスキーやスケート・ボードで愉しむ人もいますが、昔の人はそんなスポーツは無かったので「山眠る」でした。

また、今は冬山に挑戦する山登りの愛好家もいます。人間の趣味で山の気持ちではありまん。

昔と現代では、山に対する考え方が全く異なってしまいました。従って、昔は山全体が眠る季節と考えたのでしょう。

一方、時代の変化によって、山に対する考え方も大きく変化しています。

山の木材は材木として伐採が進み、跡地には住宅が建ったり、畑になったり人間に利用されるようになりました。

その結果、台風や大雨の時には土石流として、人家を押し流すなど被害を与えます。

更に、崖崩れ、洪水など様々な被害を与える事もあり、昔と現代では山に対する考えが変化してしまいました。

本日の裏話は、山を使った季語のクイズ問題から、山の印象も昔と現代では変化したとの話をご紹介しました。

とは言え、春は新緑、秋は紅葉など昔ながらに楽しめる山も多数あるので、それぞれの季節を愉しめる場所には違いありません。

そこで結論です。昔風に表現すれば9月は「山装う」です。「コロナ騒動」で、他県への移動は控える事になっています。

でも、紅葉狩りくらい許して欲しいですよね~。但し、マスクはシッカリとして、酒は控え大声を出さずに、静かにね~。

不思議な生物の正体は?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人なら誰でも知っている知識です。とは言え年齢によって知る知識にも幅が有る場合もあります。

例えば、大人なら常識的に知っていても、若者の場合は生活経験が短いので、知らない事も当然あるでしょうね。

そこで若者には難問、でも大人の場合は男女の区別なく常識的な問題をご紹介しましょう。

第13回のボルチモアの準決勝で出された問題です。この回はクイズに強い挑戦者の戦いで、印象深い人も多い事でしょう。

問・中国では強精薬とされ、料理にも使われているもので、冬の間は虫で、夏になると草になると思われていた事から名前が付けられたものは何?

答・冬虫夏草

解説 この珍しい物体は、状態をそのまま漢字で表現したもので、全員が競って早押しボタンを押しました。

 

何故この様な姿になるか? 実は甲虫の幼虫に付いた特殊な菌が夏になると発芽するので草と勘違いしたのだそうです。

中国では「漢方薬」が発達しているので、この不思議な物体を精力剤として使用したところ、効果があったのでしょうか?

人から人へ伝聞として伝わり、漢方薬の原料としての地位を築いたようです。

中国三千年の歴史というように、漢字をはじめ文化の多くが中国から伝えられた歴史があります。

インドで始まった「仏教」も、中国経由で日本に伝えられていますね。

近代では過去に日中戦争等の歴史があり、国民感情も良好とは言えませんが、お隣の国ですから仲良くならないものでしょうか。

日本も間もなく総理大臣も変わりますし、この機会に親しくお付き合いが出来るよう、変化して欲しいですね。

本日の裏話は、冬は虫、夏は草に変化する物体のクイズ問題から「漢方薬」の話にまで進んでしまいました。

結論は何とか中国と仲良くならないものか? という事ですが「コロナ騒動」の震源地も中国となると、難しい問題ですね。

お互いに、過去の傷を言い合っていては「平和の時代」はやって来ません。

「コロナ騒動」で、世界中が協力して解決を願っているのですから、これを機会に世界平和のチャンスにして欲しいなぁ~。

 

 

ドン・ファンとはどんな奴?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人なら誰でも知っている知識、クイズ問題としては正解率が高い問題と言えるので、普通は正解しています。

外国の問題でも、一般常識の場合は正解する人が多く、その典型的なクイズをご紹介しましょう。

第4回のプエルトリコで出された問題です。

問・モリエールの「ドン・ジュアン」、モーツアルトの「ドン・ジョバンニ」、どちらも主人公は同じ人物ですが、この男性日本では何と呼ばれている?

答・ドン・ファン

解説 小説も音楽も知らなくても、問題の共通点である「ドン」で想像すれば正解は想像できる問題でした。

 

ドン・ファンは、貴族の放蕩息子で女好き。次々と女性と関係を持つ、いわゆる「女ったらし」の代名詞です。

元になった伝説は簡単なもので、プレイボーイの貴族ドン・ファンが、貴族の娘を誘惑し、その父親(ドン・フェルナンド)を殺したのです。

その後、墓場でドン・フェルナンドの石像の側を通りかかったとき、戯れにその石像を宴会に招待したのです。

すると本当に石像の姿をした幽霊が現れ、大混乱になったところで、石像に地獄に引き込まれるという話です。

日本でも近年「紀州のドン・ファン」と呼ばれる人が居ましたね。不動産業と金融業で財を成した人物です。

地元だけに限らず、次々と女性を誘惑し、挙句の果てに東京まで進出して孫のような若い女性と結婚しました。

その後、急死して若い奥さんが殺人の疑いを掛けられ、テレビや週刊誌で大々的に報じられました。

結論は、未だ不明ですが本家のドン・ファン同様あわれな死に方は似ているようです。

本日の裏話は、ドン・ファンのクイズ問題から放蕩息子のお話をご紹介しました。

諺に「身から出た錆」という言葉がありますが、ご当人も冥界で反省しているかもしれませんね。

結論は、日本の諺は正しい。曲がった事は止めた方が無事に人生を送れるということですね。

男なら一度は経験したい? ゆめゆめそんな事考えてはダメ~。

 

 

 

 

長寿国の記念日です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人なら誰でも知っている知識、これは難しさのランクでは一番易しい問題なので、挑戦者は競ってボタンを押します。

チェックポイントでは、常にこの易しい問題は冒頭で出すのが我々の作戦でした。

冒頭で活発な戦いが行われると、勢いが付いてその後の戦いが面白くなるのでこうしたルールを守ったのです。

第11回のカンクーンで出された問題を見てみましょう。

問・桃の節句と同じ日に、語呂合わせで設けられたのは何の日?

答・耳の日

解説 桃の節句は三月三日で、語呂合わせでミミですね。聴覚障害の予防と治療を目的に昭和三一年から実施されています。

 

耳の他、語呂合わせで創られた記念日を幾つかご紹介しましょう。八月七日が、ハナで鼻の日、解り易いですね。

これも、鼻は匂いを嗅ぎわけるなど大切な部位なので、健康に気を配る日を設立したのだそうです。

また、歯の日は11月8日、1(イ)1(イ)8(ハ)。何か謎解きのようなこじ付けですが、面白さもあります。

歯は健康のバロメーターと言われるくらい、丈夫な歯は長生きの条件かも知れません。

日常の「歯磨きの習慣」の励行などを推奨する記念日です。

本日の裏話は、語呂合わせで創られた記念日のクイズ問題から、その他の記念日の理由をご紹介しました。

日本は世界でも有名な長寿国です。長生きは嬉しい事ですが、健康で長生きする事こそ理想ですね。

その為には、耳の日、歯の日、鼻の日、それぞれに記念日を疎かにせず、しっかり考えるようにしてください。

結論は「長生きは嬉しい」。でも健康で元気に過ごせるのが一番の人生でしょう。それには日頃の努力!元気でGO~、デスね。

 

 

 

日本にある世界一の山とは?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人であれば誰でも知っていり知識であり、クイズ問題としては、易しい部類の問題と言えるでしょう。

とは言え、知っていた知識も時には忘れてしまうのも、人間としては当然の流れかも知れません。

第4回のニューオリンズで出された、忘れる人も多い常識問題をご紹介しましょう。

問・カルデラの直径が世界一の山は、何山?

答・阿蘇山

解説 カルデラとは、直径数キロ以上もある火口状のくぼ地を言います。そこに水が溜まればカルデラ湖になります。

阿蘇山は九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する火山で、カルデラを伴う大型の活火山です。

 

カルデラ中央火口丘で構成され、高岳中岳根子岳烏帽子岳杵島岳が阿蘇五岳と呼ばれています。

最高点は高岳標高1592m。2007年、日本の地質百選に「阿蘇」として選定されました。

何となく記憶を辿れば、中学、或は高校時代に日本の「地理」で習った方もいるでしょうが忘れ易い知識かも知れません。

本日の裏話は、カルデラの世界一の山の問題で、昔学習した社会科の「地理」について思い出して頂きました。

阿蘇山は、日本に在りながら「世界一」との名の付く山なので、観光客も多いのは想像出来ます。

とは言え、最近は「コロナ騒動」で、不急不要の外出は控えるように、国からの要請が出ています。

これからは紅葉の季節、阿蘇山も例外なく美しい姿になるでしょうが、残念ながら行楽で訪ねる事は難しいですね。

返す返すも「コロナ騒動」は、憎むべき人類の敵です。結論はそろそろ「コロナ退治」の天才が出現して欲しいです。

人類は歴史上、どのような困難も乗り越えてきました。コロナだって、必ず退治する方法を成功させるでしょう、夢かな~。