今日は何の日?

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、世の中の出来事や常識がクイズの形で出題されていました。

世界中、どこの国にも国民の祝日と言うものが存在します。主に国の記念するべき歴史の中から祝日を定め、記念日にしていますね。

日本にも当然国民の祝日は法律で定められており、その日は学校も職場も休日となる事が多いようです。

現在の国民の祝日は毎年、16日+αで、6月を除く毎月何日か定められています。

その他に、各業界や趣味、趣向の同好の士が決めている記念日が数多く存在します。

「今日は何の日」という書籍が出ているくらい、世の中には記念日が沢山あります。

第15回のモハーベで、次のような記念日に関する問題が出題されました。

問・ヒゲの日」と「ソロバンの日」は同じ日です。さて、何月何日?

答・八月八日。

解説 八の字鬚のイメージから、1,979年からこの日が「ヒゲの日」に決められました。

また、ソロバンのパチパチという音の響きから、8月8日を「ソロバンの日」と定めたのは1,968年の事でした。

正に本日がその日なのです。

「ソロバンの日」の画像検索結果

語呂合わせやイメージで、この様な記念日は決められる事が多く、テレビやラジオの冒頭の挨拶で紹介される事が多いのも「記念日」の特徴です。

更に、国民の祝日に関しては「多すぎる」という批判もあるようです。

これは休日が多いと働く人達の収入に響く、という深刻な事情もあるようです。

休みが多いと喜ぶ人、困る人、世は様々ですね。

 

名言の出所を知ろう

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、世の中の常識的な知識をストレートに問題化せずに、その周囲を調べて、面白そうな話題をクイズ問題にしていました。

正解を聞いた人が「へー、そうだったの!」と興味が持てる知識を発掘していたのです。

例えば、誰でもが知っているような諺や、名言、常套句などの発信元は誰か? は知って得する知識と言えるでしょう。

普段の会話で、自然に使っている言葉にも、実は最初に口にした人物がいる場合があります。

その辺りの情報を知る事も、我々はクイズ番組の楽しみの一つと考えて、問題を創っていました。

第5回のハワイで、次のような○×問題がありました。

問・「ローマは一日にして成らず」はシーザーの言葉である

答・×

解説 この問題は、最初は「早押し問題」として創られた問題でした。

しかし、クイズ自慢のスタッフの問題会議で、正解者は1人も居ませんでした。

と、言う事は世の中にあまり知られていない知識であり、正解者は出ないだろうと判断されました。

そこで、早押し問題から「○×問題」に変えて採用されたという経緯があります。

ローマの話なので、当地の有名人であるジュリアス・シーザーの言葉であろうと引掛け問題です。

実は意外な事に、セルバンテスの「ドン・キホーテ」の中に出て来る言葉だったのです。

「セルバンテス、...」の画像検索結果

時代錯誤のとんだ3枚目、ドン・キホーテが、このような名言を発していたとは、意外性の面白さでしょう。

クイズ問題では「誰の名言?」は定番の問題です。

例えばイギリスの偉大な劇作家、詩人でもあるシェークスピアのような人は数多くの名言を残しています。

これ等の有名人の言葉は、「名言・格言集」などで広く知られており、「ローマは一日…」は、当時その様な資料から抜け落ちていたのかも知れません。

但し、この有名な言葉は、フランスやロシアのように国によっては「パリは…」「モスクワは…」のように都市の名が置き換わっている事もあるようです。

従って、「誰の言葉?」は諸説あるので「異論」が出る可能性も「大」で微妙な問題かもしれません。

今や日本の場合も「東京は一日にして成らず」と変えて見るのも面白いかも知れません。

徳川家康の「江戸の町」創りから、戦後の復興、東京オリンピック、都知事選の盛り上がり、歴史は豊富です。

新しい女性知事の誕生を記念してネ。

自然界の常識

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は老若男女、誰でもが答えられる問題も豊富にありました。

家族でテレビを見て、お爺ちゃん小学生が同時に答えられる、そんな問題が理想的です。

第9回のサンフランシスコで、次のような一問多答問題がありました。(チームのメンバーが協力して答える)

問・童謡「虫の声」に出て来る虫は五つあります。そのうち三つを言ってください。

答・うまおい、くつわむし、こおろぎ、すずむし、まつむし、

解説 間もなく虫の声を楽しむ季節がやって来ます。「今、鳴いているのは何?」と聞かれた場合、答えられる人が何人いるでしょうか?

小学唱歌「虫の声」は、これにしっかりと答えられる歌詞が付いているのです。

「童謡、虫の声」の画像検索結果

松虫(チンチロチンチロチンチロリン)

鈴虫(リンリンリンリン リインリン)

コオロギ(キリキリキリキリ キーリキリ)

くつわむし(ガチャガチャガチャ)

うまおい(チョンチョン チョンチョン スイッチョン)

虫の声を覚える良い教材が、この小学唱歌だったのですね。

昔は、子供からお年寄りまで、みんなが秋になるとこの歌を口ずさんだものでした。

娯楽の少なかった昭和の時代は、童謡、小学唱歌が一般常識の教科書的な存在だったかも知れません。

生まれた時から、スマホやコンピュータ・ゲームで育った現代っ子には、想像もつかない時代だったのです。

今や年配者はアナログ人間と呼ばれる事が多いのですが、それでも昭和は良い時代でした。

 

素朴な疑問に答える

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、意外性のある設問が数多く採用されていました。

新聞や雑誌などで面白い記事を発見、それをクイズ問題に仕立てるのが普通のクイズ問題です。

我々は、その様な既成の情報も大切な情報源と考えていました。

でも、クイズ作家が素朴な疑問を持った時に、それを調査して疑問に答える形で問題を作成するように注文していました。

記憶に残る面白い問題は、素朴な疑問に答える問題に多かったように思います。

例えば、第11回の後楽園球場での○×問題に、次のような問題が出されていました。

問・違う血液型の血を、たて続けに吸った蚊は死ぬ。

答・×

解説 あの時代には血液型が人々の話題に良く出ていました。その中で、異なる血液型の輸血は凝固するので輸血に使えないというのが常識でした。

それなら、人間の血液を吸う蚊は異なる血を吸った場合、蚊の体内で凝固して蚊は死なないのだろうか、との疑問が湧いて来ます。

蚊が吸った血は消化管(胃袋)に入り、血液が凝固した場合でもどんどん消化されるので、蚊が死ぬ事は有りません。

夏は、人間は「蚊」に悩まされる季節になります。

刺されるとただ痒いだけでなく、更に重大なのは、蚊が媒体となって感染症を広める危険性もあります。

「蚊と伝染病」の画像検索結果

特に、今年はブラジルでデング熱が流行しているとの情報もあり、蚊には要注意の夏になりそうです。

虫除けのスプレーや蚊取り線香の活躍するシーズンです。面倒がらず、マメに防虫対策をしましょう。