アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
一般常識は、日本人なら誰でも知っている知識で、これを知らないと「非常識」と言われ非難される事にもなり兼ねません。
従って、周囲と仲良く暮らすには、この一般常識を知って、守らなければいけない知識と言えるでしょう。
その典型的な問題が、第11回のハワイで出されました。次のクイズです。
問・結婚式の日取りで一番人気の集まるのは大安。では、二番目は何?
答・友引
解説 日本の古くから伝わる「暦(こよみ)」には、六曜という決まりがありました。
友引きは、友達を引くので、結婚式は結構です。でも、葬式はこの日を避けなければなりません。
六曜は先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口(じゃっこう)の六種類で、縁起の良い日のカレンダーと記憶すれば安全です。
冠婚葬祭は、特にこの日に気を付けなければ周囲の皆さんから非難されてしまうでしょう。
引っ越しやパーティー等も、縁起の良い日を選んだ方が、心から楽しめるでしょうね。
六曜は、読んで字の如くで意味は解りますね。但し、解らないのは「赤口」です。
そこで、この日の意味をご紹介しましょう。
「赤口」は、六曜の中で一番悪く危険な日なのです。言い伝えによれば「魔物が居る」と考えられる不吉な日なのです。
多分、昔の記録で「台風」「大火事」「噴火」「地震」といった災害がこの「赤口」の日に発生したのでしょうね。
となれば、古老が『やはり「赤口」は不吉な日』と話すでしょうし、益々真実味を増す事になります。
本日の裏話は、日本の古い暦に関するクイズ問題から、良い日、悪い日のお話でした。
そう言えば六曜は、カレンダーなので順番に回って来るはずですよね。ところが最近は世界中が毎日不吉で嫌な事続きです。
えっ! 毎日が「赤口」続き? そんな馬鹿な事があってはなりません。「コロナのヤローめは暦まで狂わす悪い奴だ~」
と言って、誰も退治出来ない、正に魔物デスね~。
でええd
一般常識ですから、日本人な誰でもが知っているべき知識で、これを知らないと非常識と非難されるかも知れません。
その典型的な「知識」を問う問題がありました。第11回のハワイで出されたつ