アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
日本人に限らず、世界の一般常識も知っていれば、クイズを戦うためには当然有利になります。
クイズは知識を競うゲームなので、日本・世界を問わず知識の豊富な人が有利なのは当然と言えます。
毎回、チェックポイントが進む人は、当然クイズに強い人であり世界の問題にも正解する確率が高っかったですね。
第六回の第十チェックポイント、ニューオリンズで出された世界の常識問題ご紹介しましょう。
問・「経済白書」「青少年白書」の「白書」という言葉を、最初に使った国はどこ?
答・イギリス
解説 イギリスの政府が議会の要求により、公表する報告書の表紙が「白い紙」だったので直訳して「白書」となりました。
日本の政治形態は、明治維新によって新しく法律が出来ました。この場合、イギリス議会の方式を真似て法律が出来たのです。
当時、日本に接近した国は多かったのですが、立派な法律で世界の模範となる国はイギリスだと判断したのでしょう。
歴史的に古い国は、ギリシャ、エジプト、中国等がありますが、イギリスを選んだのは正しい選択だったと言えるでしょね。
イギリス王室は、歴史も古く文明度も高かったので、日本の皇室とも代々仲良くお付き合いが続き有難い事です。
現在の天皇陛下も皇太子時代にイギリスへ留学し、王族とも親しく交際なさった事はよく知られていますね。
イギリスは昔から「紳士の国」と評され、第二次世界大戦では敵対しましたが平和な時代になってからは元の状態に戻りました。
本日の裏話は、「白書」のクイズ問題から、我が国の政治形態はイギリスの影響が大である、とのお話でした。
処で、世界の大学生たちの憧れの留学先を見てみましょう。
イギリスには、第一位のオックスフォード大学、六位のケンブリッチ大学が有りますが、世界の大学生の留学先では第四位です。
因みに一位は、スタンフォード大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学、マサチューセッツ工科大学を有する米国が一位。
若者に取っては「アメリカン・ドリューム」の言葉があるように憧れの国なのでしょう。
結論は今も昔もアメリカは憧れの国。だからこそ我々の「アメリカ横断ウルトラ・クイズ」もドスーンと一発、当たったのです。
またまた「自慢高慢ナントかでした~」申し訳ありません!