引用

変化する流通システム

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、世の中の流れをいち早く取り上げるものと、逆に定着した常識を問う問題がありました。

世の中は、日進月歩進歩を続けていますが、流行はアッという間に忘れ去られる性質も併せ持っています。

流行を追うのも結構ですが、直ぐに「時代遅れ」という批判を受ける事もあり、流行の先端を行くのは大変な努力が必要です。

商品の流通システムにも、流行が有るようで、時代によって刻々と変化しています。

例えば、終戦後は「闇市」の名で、人々が道端で店を開き、様々な品物が流通していました。

やがて、各地に資本家がデパートを建て、値段が高くても信用のおける品物を売る時代が始まりました。

これに対抗してスーパー・マーケットが登場、全盛を極め、次第に大型スーパーの時代になりました。

一方、もっと新鮮で安くを目指し、産地直送が今や大躍進を遂げているようです。

更に、テレビでは通販が全盛で、朝から深夜まで通販番組の花盛りという状態です

この様な時代になると、是が非でも知って欲しい問題が第7回のレイクパウエルで出題されています。

問・中古品のことを「セコハン」。ではこのセコハンとは何の略?

答・セカンド・ハンド

解説 「バザー」「骨董市」などの名で、個人が不要になった物を売る「市」が全国各地で開かれています。

「骨董市」の画像検索結果

また、インターネットでも、不要になった品物を個人的に売買するネット・オークションが盛んです。

必要な品物は、新品でなくても良いとの考えが増えたからこそ、こうした取引が盛んになったのでしょう。

セコハンとは「セカンド・ハンド」、直訳すれば中古品のことです。

車や電化製品など新品では高価な品も、中古なら格安になるのでニーズが増え、市場が活発になっています。

一方、他人の使ったものは絶対に嫌!、という人も結構存在します。

その様な方は、高くても新品に限る派でしょうね。

セコハンは嫌いだけれど骨董品は好き!という人も居て人間の趣向は10人10色!。

人間とは複雑な生きものですねえ。

夢の島々のお話です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの番組では、太平洋に浮かぶ島々でロケを敢行しました。

定期ルートのグアム、ハワイの他、第13回ではニュージランド,第14回ではタヒチにも行きました。

太平洋に浮かぶ島々は、憧れのリゾート地であり、視聴者も挑戦者も、景色を大いに楽しんで戴けたと思います。

我々は、当然の準備として毎回ロケ地の歴史や成り立ちを調査いたします。

その中から、ご当地問題のクイズも創られます。

タヒチを訪れた時に、民族的な分類ではポリネシア人とされていますが、ルーツを辿ると実はアジア人であるという説に行き当たりました。

ポリネシアの3角形を、ポリネシア・トライアングルと呼ばれているそうです。

「ポリネシア、ト...」の画像検索結果

主だった島、ハワイ、ニュージランド、イースターを結んだ3角形がこの様に名付けられました。

歴史的には、アジアから丸木船に乗ってフィージー、サモア、トンガへ渡って行った人達が最初の移住です。

その子孫が、3世紀頃からマルケサㇲ諸島へ渡り、その後、ハワイ、タヒチ、イースターへと移り住んで行ったと考えられています。

彼らは根っからの海洋民族で、気質は底抜けに明るくお人好し。訪れる人は歓迎し、貝殻や花で創った首飾りを掛けてくれます。

大航海時代、ヨーロッパから訪れたキャプテン・クックは「カヌーに満載した贈り物、打算の無い宴会、全ての水兵を悩ませた官能的な娘たちの踊り」と、記録に残しているそうです。

未だに、ハワイやタヒチにはその伝統が色濃く残されていますね。

一度訪れた人達が、何度でも行きたくなる魅力がこれ等の島々にあるのは、先祖の気質を受け継いでいるからでしょう。

全ての人々が、このポリネシア民族のようになれば、世界は一気に平和になると思うのですがねえ。

本日の裏話は、ロケ地で思い出した憧れの島々のお話でした。

礼儀、仕来たりの決まり事

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、世の中の常識を問う問題が多く採用されていました。

昔から「近頃の若者は…」と年配者が嘆く話を聞きますが、年代によって考え方が異なるのが、世の中の流れです。

とは言え、世の中の礼儀、仕来たりはそう簡単に変化しません。これを守らない若者を見た年配者が怒る気持ちも理解できます。

先日、テレビで「最近の若者のマナーに関する話題」が有りました。

電車の中で「優先席に座っている若者が年配者に席を譲らない」という話でした。

しかし、譲らないのは大人たちの方だ、との反対意見も多数有り、譲る若者も多いとの話でした。

この問題は、年代に関係なく個人のマナーの考えによるでしょうね。

要は、礼儀、仕来たりなど、日本人としての常識を心得ているか否か?、が問題なのでしょう。

しかし、世の中には「正しいマナー」が判明しないという事例も結構存在します。

我々はその様な「正誤が不明」なマナーを探し、クイズ問題にしていました。

第3回のハワイで出題されていました。

問・列車やバスの席で、上座に当るのは、窓側、通路側、さあどっち?

答・窓側

解説 これは知っているようで、意外と知られていないマナーと言えるでしょう。

例えば上司と出張の場合、自分が景色の良く見える窓側に席を取ったりすると「気の利かない奴!」と睨まれる事請け合いです。

この様に電車やバスにも、席の序列が存在するのです。

「新幹線、座席」の画像検索結果

例えば新幹線のように3列ある場合は、窓席が上座、通路側が次席、中央が末席となります。

これも現代人のマナーの常識なので、知っていた方が他人を不快にしない心得と言えるでしょう。

世の中のハッキリしないマナー、仕来たり等を探し、それをクイズ問題に仕上げて広く知らせる。

これも我が番組の使命と我々は考えていたのです。