アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ問題は、あらゆる分野から問題を作り出題していました。
「芸能、文化」という分類があって、日本の伝統的な芸能や歴史的な文化の中から、問題を作り出題していました。
但し、単なる歴史的な知識よりは、身の周りにある盲点から、新しい発見をするほうが、視聴者の皆さんにも喜ばれるのは言うまでもありません。
従って、答えを聞いた人が「ああ、そうだったのか!」と知識を確認するとか、あるいは新しい知識を増やす問題が理想的と決めて、問題を撰んでいました。
最近は歌舞伎の役者がテレビや映画で大活躍し、歌舞伎俳優がスポットを浴びています。
この人達のファンも多いのですが、では本職の歌舞伎の舞台を観たファンがどのくらいの割合でいるかと言うと、はなはだ疑問です。
歌舞伎は、日本の伝統芸能と言われながら、ともすると上流階級の限られた人達の娯楽と言う印象があります。
落語や浪曲のような芸能は庶民の楽しみ。
でも、歌舞伎となると観客もオシャレをして出かけなければ「恥」をかく、といった気持ちが何となく根付いていたように思います。
でも、江戸時代には庶民の娯楽の代表的な存在だったのです。
それを証明するような問題が第15回のサンシティーで出題されていました。
問・
江戸歌舞伎のヒーローで、寿司の詰め合わせの名前にもなっている人とは誰?

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