アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、人々の生活の知恵とも言える問題が多数ありました。
生活の知恵は、昔の人が実践してその効果を子孫に伝え残した物が多く、有難い教えと考えるべきでしょう。
昔から世の中には、酒好きの人間が多く、その人達を戒める言葉が知られています。ご存知「酒は百薬の長」の言葉です。
飲み過ぎを注意された人が、言い訳に使うにはもってこいの言葉でしょうね。
適度の飲酒は、血液の流れを良くします。現代医学でもこの説は肯定され百薬の長の言葉は正しいとされています。
では、逆に酒は害にならないのでしょうか? そんな疑問を問う問題がありました。
第15回のグアムで出された問題でした。
問・酒は「百薬の長」というが、「百毒の長」という言葉もある。〇か✖か?
答・〇
解説 酒飲みには、都合の悪い言葉なので世の中に広まらなかったようですが、日本の諺には「百毒の長」は存在していたのです。
適度の飲酒は良しとして、飲み過ぎるとロクな事はありません。当然、肝臓への負担は増えます。更に「胃を悪く」します。
人間の体は、全体が連携して活動しているので、他の臓器や血管にも悪影響が及ぶのは現代医学が証明しています。
従って、「酒は百毒の長」の諺が生まれたのでしょう。ご先祖様の教えは有難い、これを肝に命じましょう。
本日は、酒好きな方にとっては耳の痛い問題でしたが、知って得する情報でもありました。
明日からの飲み方に、少しは影響して欲しいと願います