アメリカ横断ウルトラクイズは、アメリカ中の名所旧跡を訪ね、クイズを行ってきました。
そんな中で、印象深い場所として忘れられないのは、第7回のロサンゼルスのクイズ会場となった、クイーンメリー号です。
最近は、世界の豪華客船で旅をするリッチなお話が、時々テレビで紹介されますが、その当時はまだ豪華客船といえば、「タイタニック号」のように映画の中でしか、お目にかかれない存在でした。
ところが、その頃、有名なクイーンメリー号が、現役を引退してロスのロングビーチ海岸に停泊している、という情報を入手したのです。
因みにクイーンメリー号は、1,934年に建造され、処女航海は1,936年と言いますから、歴史的に見ても価値ある豪華客船です。
当初はイギリスとアメリカを結ぶ定期客船として、大西洋で大活躍したそうです。
第二次世界大戦中は、軍隊の輸送船として、兵隊を運ぶ役目を果たし、戦後は再び大西洋の定期航路として、活躍しています。
その豪華客船が1,967年に現役を引退し、静態保存され、ホテルとして第二の人生を歩み出したのでした。
我々が訪ねたのは83年ですが、72年に公開された映画「ポセイドン・アドベンチャー」の撮影に使用されていたので、映画ファンの方にはお馴染みの船内でした。
この豪華客船は、建造当時に流行したアール・デコ調の内装で、伝統美を誇っていて、最初は我々のように作業着姿で、船内を歩き回るには一寸気後れしました。
「豪華のレベルも、世界は桁違い!」
と、いうのが最初の印象でした。
セレブの皆さんは、このような船で旅を楽しんでいるなんて、正に映画の世界に迷い込んだ気分とでも言うのでしょうか。
しかし、考えてみれば、我々だってテレビを通じて、皆さんに夢を与える仕事なんだ、と気を取り直し、豪華客船での撮影が開始されたのでした。
ここでのクイズは、前年に引き続き「双子神経衰弱」の第2弾。
11組の双子と3つ児が1組の計25人の兄弟、姉妹がゲストでした。
クイズに正解すると回答権が与えられ、1組当てれば勝ち抜け出来ます。
但し、3つ児の場合は3人当てなければ勝ち抜け出来ません。つまり、うっかり3つ児を指名するとアンラッキーとなってしまう、知力、体力、時の運、に更に記憶力がプラスされたクイズ形式でした。
次いでながら、クイーンメリー号の名前は世界に通用するブランドのため、2,004年に「クイーンメリー2」が竣工し、日本にも2,009年以降毎年のように、巨大な姿を見せています。
その名が示すように、別名海上の宮殿と呼ばれており、もし、今ウルトラクイズが復活するとしたら、私は決勝の地に、この船を選ぶでしょうね。
毎年世界中を旅している豪華客船。
しかも、年毎に異なる国の港に停泊している。
今年はどこの港にいるのかな?
という夢も与えられます。
こんな、夢の広がる決勝の地は他に見当たりません。
或る時は大海を航行中の船を求めて、決勝進出の二人を載せたヘリコプターが、クイーンメリー2を発見、甲板に降り立つシーンをキャッチする。こんなシーンが演出できるでしょう。
スケール拡大。胸がわくわくする正に、この「クイーンメリー2」こそ、クイズ王を決める決勝の地に、最も相応しい宮殿といえそうです。
※夢の夢ですけれどね。
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>月舟さん
夢の決勝地の場所としては、クイーンメリーは良い案でしょうね。
漫画の世界かも知れませんが¨¨。
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>まささん
コメント有難うございます。
夢が広がる番組がもっとあるべきでしょうね。
世界のクイズ王、このような番組が将来は出来るかもしれません。
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>九州のベンさん
コメント有難うございました。
決勝戦見学ツアーは最高!
こんなのが出来たら、番組だってモット面白くなりそうな予感がします。スポンサーにHISが付いたりして¨¨。
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東京ドームでのあの掛け声は「ニューヨークへ行きたいかあーっ!」じゃ
なくて「クイーンメリー号に乗りたいかあーっ!」になるんでしょうかw?
でも、豪華客船に乗り込んでの決勝ってのは凄い夢がありますね。
もし実現したら、「ウルトラクイズ決勝戦見学ツアー」と言うのができたり
するかも知れませんねw。
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挑戦者を乗せたヘリが船に到着し、スーツケースを片手に早押しテーブルに向かうのが目に浮かびます。
12~16回ではニューヨークを背負って決勝
クイーンメリー号は世界を背負ってる感じがします。
日本一のクイズ王を超し、世界のクイズ王ですね。
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決勝の演出には、やっぱりヘリコプターが欠かせませんね!
ヘリで直接、豪華客船に着陸なんてカッコよすぎます!!
あぁ、また妄想の世界に浸ってしまいそ…(笑)