アメリカ横断ウルトラクイズでは、毎年大勢の皆さんが挑戦してくださいました。
中にはお祭り気分で、参加するだけで満足した方も沢山いたでしょうね。
でも、東京ドームを勝ち抜けてしまうと気分も大きく変化するのは解ります。
運が良ければ、クイズ王になれるかもしれない、そんな気持ちになる要素が沢山含まれている、それがウルトラクイズの特徴だったのです。
だからクイズ好きには夢の番組と言われていたのでしょう。
その様な中で、勝てば嬉しくて喜ぶ、それが普通の挑戦者です。
でも、中には個人的な事情で、勝ち進む事を喜べなかった挑戦者も居ました。
私が最も印象深かった挑戦者は、第14回に参加したTさん(当時31歳)です。
実は彼女は結婚式を間近に控えての参加でした。
自分の計算では、多分グアムあたりで落ちるだろう、との思いで参加したのだそうです。
しかし、世の中は皮肉なもの。
勝利の女神様が彼女に微笑んでいたのです。
自分では勝てる積りは無いと思っても、知っている問題が出れば早押しボタンを押す、当然の心理ですね。
それが次々と正解になり、次のチェックポイントに進出していったのです。
結婚式の日にちは刻々と近付いてくる、もしその日までに帰れなければどうなってしまうのでしょう。
花嫁無しの結婚式なんて前代未聞。
その様な事は何としても避けたい。
だが、現実は勝ってどんどん帰国が遠のいて行く、焦ったと思いますよ。
我々はその辺の事情を知っていましたから、司会の福留さんも勝つ度に話題にしていました。といって、我々スタッフが彼女にわざと答えずに負けろ、などと薦める訳には行きません。
彼女が勝つ度に、我々もヤキモキするという不思議な状態になってきました。
その様な時、グランドテイトンで彼女が目出度く負けたのです。
ここは西部劇の名作「シェーン」の舞台。思い出される方も多いと思います。
負けて、現場でスタッフから拍手をもらったのは、多分彼女くらいのものでしょう。
勝てば天国、負ければ地獄、のウルトラクイズ。でも、彼女の場合は、
勝てば地獄、負ければ天国というアベコベの珍しい挑戦者でした。
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面白かったので思い切ってコメントしちゃいました(*^o^*)/色々な方のブログを読むのが趣味なのでまた遊びに伺わせて頂きます(_≧Д≦)ノ彡☆♪では、また♪♪(●^∀^●)♪♪
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>マル51さん
挑戦者の個人的な情報は、どなたの場合も、お答えできません。悪しからずご了承ください。
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>tsutomuさん、了解しました。
この件についての記事を楽しみにしています。
それと、当時の能勢さんはどんな印象だったかというのも、付け加えてお願いします!
リハでボタンの「遊び」を毎回確認したり、福澤アナのアクセントを既に読み切っていたのでしょうか?
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>マル51さん
この話は一言で書けませんので、近い内にブログできちんと書いてみようと思います。それまで、お待ちください。
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>tsutomuさんはご覧になったでしょうか?
今日のいいとも!でクイズ王を取り上げてましたが、3人いた内の真ん中に15代Q王・能勢一幸さんが座ってました。
ウルトラクイズそのものの話はなかったですが、Q王あるあるを説明してました。
ボタンの押し込みや問題を自分で作る・写すという基本形に、五輪の時は(覚える話題が多くて)憂鬱、出題者のアクセントで(同じフリでも限定して)答えがわかる事を披露してました。
また日常生活で、しりとりが強い、早押しで腕が左右非対称、バスの停車ボタンを誰よりも早く押す、Qマニア同士の結婚が多いといったエピソードもありました。
でも、大抵の話は長戸さんの本と重複していて、アクセントでわかる問題で出た「日本で最も大きい湖は琵琶湖…」もそのまま載ってました。
昔からの伝統であって、クイズを知る者には当然のことで、よく知らない・興味ない一般人に向けてやった企画なんでしょうね。
ところで、これらのテクについて当時のウルトラスタッフはどう対策を練ったりしていたのでしょうか?
特に、問題のアクセントもすぐに押されない様に注意して読み上げていたのですか?
具体的に教えてください!
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>ノリさん
大した記憶力に脱帽です。大声のフレーズは、我々も考えましたが、ご本人の気持ちも有ったりして、印象深いものが結構ありましたね。
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>マル51さん
テレビもあの手、この手で宣伝をするので、こちらも迷ってしまいそうです。
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>まささん
日本人は判官びいきという言葉が有るように、クイズ経験の無い人がクイズマニアと戦うと、弱そうな方を応援してしまう傾向が有るようです。毎回いろんな挑戦者が居ましたが、その幅の広さが我々の財産でした。
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こんばんは、ノリです。
第14回見てました。
間違っているかもしれませんが、
確か大声フレーズは「あつしさん、困っちゃった」ですよね。
あのフレーズは今でも覚えています。
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>月舟さん
番組は下手に操作をしないで、自然の流れに任せると、色々なドラマが浮かび上がって来るらしいのです。それがテレビ番組の法則かも知れませんよ。多分、神が応援してくれるのでしょう。
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>マル51さん
14回は私にとっても思い出深い回でした。
また、何かを思い出して書いてみます。
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>倉敷BOYさん
番組の中では良いアクセントになった敗者でした。
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>塵芥さん
有難うございます。最終回が終わって15年が過ぎているので、思い出すのも結構大変ですが、やれる限り頑張りますので、宜しくお願いします。
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あす水曜日の笑っていいとも!の予告に「クイズ王のテク」って出てました。
誰が出るのか? そこにウルトラ関係者はいるのか? それとも…
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長い間海外にいられない状況になると勝ち抜ける現象があるんでしょうか?
視聴者である私はついついそういう方を応援していました。
クイズ経験のない社会人が活躍すると面白かったのを記憶しております。
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第8回の『百合最中』こと奈良さんも結婚式を控えていたとか。
どのウルトラ関係の本かは忘れてしまいましたが、ウルトラのジンクスで『帰らなければならない事情がある人ほど勝ち進む』なんて書いてあった気がします。
なるほど~、ウルトラはスタッフが仕掛けなくてもイジワルな神サマが味方(?)してくれているようですね。お陰で見ているほうは無責任にドキドキハラハラ楽しませて頂きました(笑)
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第14回大会はQ経験のない人達が残って、例年より社会人が学生らに負けじと奮闘した展開で、かつ、ドキュメント色が強かった印象もありました。
それだけに、1回のコメントでは収まりきれないぐらい「思い入れ」があるので、小出しして書き込んでみます。
さて、グランドテートンの対決!大声Q、前年13回・クイーンズタウンでの形式を少し改善したルールで、観る側もわかり易くて、でも、ただの2P先取ではない、ガンとハットを手に入れた者同士の対決が奥深く、実力も試されていい勝負だと思いました。
問題は勿論「ご当地」のモノが出され、中には対決形式である事を踏まえて、正解が「ワイオミング州」2連発がありました。
これって後の「バック・トゥ・ザ・フューチャー クイズ」の伏線だったのかな?
実際の放送では、一部の誤答・スルー絡みを除けば、全ての勝者12名の「勝ち抜け」決定シーンがあり、2週目までよく知らなかったけど、大声フレーズ込みで覚えた挑戦者もいましたね。
そういえば、この時点まで残った挑戦者の過半数って「敗者復活組」なんですよね。
成田が2名(うち1名はオレゴン街道でも)で、タヒチからは5名全員残っていたんだ。
どの回も復活者はしぶといですよね。
まだまだ14回の事をいっぱい語りたいですが、一旦ここで区切りをつけて、またコメントを書き込むことにします。
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クイズ後のインタビューで勝ち残ると
結婚式に間に合わない葛藤と戦って
いたと涙してましたね。
罰ゲームの最後のシェーンドントカンバックも
印象に残っています。
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微笑ましい
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tsutomu様、初コメント失礼致します。
アメリカ横断ウルトラクイズで検索して、こちらのブログへとたどり着きました。
私が子供の頃、年に一度のあの祭りのような時間が、好きで好きで堪りませんでした。
ウルトラクイズが始まると、毎週仲良く家族揃って拝見しておりましたよ。
これからも、tsutomu様のブログを楽しみにしております。
そしてお身体を大切になさって下さいませ。
こちらのブログの読者登録をさせて頂きました。
それでは、失礼致しますね。
塵芥