アメリカ横断ウルトラクイズは17年間に亘って放送されましたが、男女の比率でみれば男性が活躍した年が多かったですね。
以前にもブログで触れたと思いますが、第4回は例外で、この年は女性群が圧倒的に強かったのを思い出します。
サイパン、グアム、ハワイを経由し、アメリカ本土に上陸したのは全部で10人でした。
内訳は男性が6名、女性が4名という配分です。
サンフランシスコを皮切りに、ソルトレイクシティー、イエローストーンと戦ううちに敗者となるのは男性ばかり。
司会の福留アナも
「男は何やっているんだ!頑張れ」
と激を飛ばすのですが、この年の女性群は強いのなんの。
男どもをバッタ、バッタと切り倒し、蹴散らして行ったのです。
そしてニューオリンズでは、最後に残った大学生のE君が敗れ、準決勝のプエルトリコには女性ばかり4人が進出したのでした。
そのメンバーの1人、Nさん(当時27歳)は何と機内ペーパークイズの最下位という成績でした。
この成績は番組の中でも「最下位頑張れ!」と何度も紹介され、励まされながら準決勝まで勝ち上って来たもので、番組史上でも異色の記録保持者です。
それまで、Gパン姿で戦ってきた4人の挑戦者に、番組プロデューサーが「好きな衣装を買いなさい」と特別ボーナスを与え、4人はそれぞれ女性らしく変身して準決勝が行われたのです。
女性だけの戦いだけに問題も、女性名詞が答えになるような設問が多かったように思います。
例えば、平塚雷鳥、紫式部、クララ・シューマン、マーガレット・ミッチエル、中山千夏などが正解になる問題でした。
勿論、この様な女性だけの戦いになるなどは予想していませんが、たまたま手元にある問題の中から、答えが女性名詞になる問題を選び出して配分したのでしょう。
また、女性なら必ず答えられる問題として次のような問題も有りました。
問・ミセスの第一礼装で、裾だけに模様のある和服を何という?
答・留袖
解説
日本人の女性なら常識と言える知識でしょうね。
黒留袖と色留袖の2種類が有ります。
西洋でいえばイブニングドレスに相当するものと言って良いでしょう。
この年の決勝戦は勝ち残った二人の女性、21歳のUさんと20歳のMさん、共に若きOLの対決でした。
優勝はハチ巻娘の愛称で親しまれたUさんでしたが、初の女性チャンピオンの誕生で、女性の大活躍した回でした。
以来、決勝までたどり着いた女性は第11回のYさんだけで、ウルトラクイズは女性陣にとっては狭き門だったようです。
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>まささん
3拍子揃って勝ち抜く、これが番組のコンセプトでした。ただのクイズに強い人だけの番組ではない、そこが狙いだったのです。
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>さくたろうさん
残したい人がどんどん負けて去って行く、この番組では避けられない宿命でした。それだけ公正な作りだったのを皆さん理解していたので有難いです。
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女性陣大活躍の大会のでしたね。
準決勝前に衣装をお買い物をして、リフレッシュ出来てクイズにも気合いが入ったかもしれませんね。
9回大会、今世紀最後の大会で優勝候補の女性挑戦者がいましたが、ニューヨークへ行くのには運も大事なんですね。
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4回は女性挑戦者を残したいという希望以上に、男性挑戦者が去っていった回なのでしょうね。
その回以降、魅力ある女性挑戦者が早々と去っていったことは残念ですが、ウルトラクイズの運営が公正にされていたとすれば、仕方ないですよね。
ウルトラクイズで海外脱出したことが、い思い出になっていると思います。
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>城明日華@TeNYさん
その様な表現、初耳です
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ウルトラはクイズといいながら、体力・運を乗り越えないとせっかくの知力を発揮できない形式が目玉だったので、女性にはキツかったのは確かだと思います。
そんな中で優勝までしたUさんの快挙はウルトラの歴史で今もなお燦然と輝いています。
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青山学院女子短期大学の女子大生