アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、学校の教科書で習う問題だけではなく、新聞やテレビ等で話題の社会問題もあります。
我々は「旬の話題」を重要視していたので、この種のニュースから得た問題は毎回出題されていました。
特に、国会や政治家が関係したスキャンダルなどは、国民の興味を引くので毎年問題として使われていたように記憶しています。
また、政治家のスキャンダルではありませんが、一般常識として政治家の身分に対する設問もありました。
第14回のツインレークスで出されたのが、次の問題です。
問・国会議員の秘書。国から給与をもらえるのは何人まで?
答・二人
解説 この問題は平成二年の放送なので、当時は二人でしたが、一九九三年の国会法の改正で九四年からは三人になりました。
第一秘書、第二秘書に加えて、政策担当秘書として政治に詳しい国家試験に合格した有資格者を加えた訳です。
この三名は「公設秘書」と呼ばれ、国家公務員特別職として国から給与が支給されます。
でも、議員秘書は良い事ばかりではなく、時には思わぬ災難に遭遇する事もあります。
国会議員に何らかの疑惑が発生すると「秘書に任せていた」というのが定番の逃げ口上でした。
その責任を取る形で、逮捕され送検された秘書も枚挙に暇がないほど記憶にありますね。
尤も、虎の威を借りる狐のように、主人の陰に隠れて好き放題の悪事を重ねた秘書もいる事はいました。
国会議員の歳費、秘書の歳費共に時々問題になる位高額な事は確かです。
今回の「コロナ騒動」では、日本に限らず世界中が経済的な大被害を受けたので、議員の歳費も削られる案が出されています。
本日の裏話は、国会議員の秘書に関するクイズ問題から、議員や秘書の歳費が高すぎるとの話題に行き付きました。
この際、議員歳費の削減は期限を定めず、一気に大幅に落とすというのは如何でしょう?
日本の故事ことわざ辞典には、現代にぴったりな良い言葉がありました。「禍(わざわい)を転じて福となす」
コロナ騒動の「禍」VS 議員歳費削「福」。 実に良い組み合わせですね。万歳ばんざーいと行きたいで~す。