隔世の感・女性の社会進出

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、旬の話題が喜ばれるために、常に時代のニュースや話題に気を配っていました。

何十年も前の番組ですから、現代なら常識的な事象も当時は珍しい出来事として社会を賑わせた事があります。

そんな昔の世相を振り返るような問題がありましたので、ご紹介しましょう。

第15回ですから、28年前のヨークタウンの準決勝で出された次の問題です。

問・兵庫県芦屋市の市長選で、全国初の女性市長となった人は誰?

答・北村春江(当時六十二歳)

解説 「学校教育正常化のため」との目的で出馬し、全国初の女性市長となりました。

当時は地方行政の「長」に女性が当選する事が珍しく、全国的なニュースになったのですから隔世の感がありますね。

現代では市長は当然ですが、東京都知事の小池百合子氏をはじめ、全国には女性知事が多勢いて活躍しています。

世界的には大統領、首相の座も女性が就任している国も多く、日本にも女性の総理大臣が誕生する日が来るかもしれません。

世界的には「男女同権」が当たり前の世の中ですから、政治、経済に限らず、あらゆる分野で女性の活躍が活発化しています。

女性の社会進出に対抗して、男性の動きも女性に近付いている場面もあります。

サラリーマン達の間で、日本でも男性が産休を取る会社が増えているそうで、国会議員にもその様な動きがあるようですね。

本日の裏話は女性の市長誕生のクイズ問題から、政界に限らず経済界、文化界など女性の活躍のお話でした。

日本は、昔から永い事「男尊女卑」の時代が続いていたとの歴史がありました。

という事で「亭主の産休」の話をご先祖様が聞いたら「情けない奴!」とお怒りになるかも知れません。

でも、ご先祖様には女性も半数はいるので、あの世では侃々諤々(かんかんがくがく)大騒ぎになりそうな話題でしたね~。

 

 

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