アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の基礎的な知識を基本に創られていました。
基礎的知識の中には、昔から日本人の生活習慣となっているものも多く、これを間違えると周囲から非難の目で見られます。
要は、常識外れ又は変人、もっと極端に挑戦的と見られたり、日頃の社会生活に支障をきたす事さえあるかもしれません。
そんな知らないと大きな恥をかく、日本人の常識問題をご紹介しましょう。
第3回のワシントンDCで出された次の問題です。
問・正装の時、羽織を着るのは、男性それとも女性?
答・男性
解説 羽織に関する決まりは、男物は黒五つ紋付き染め抜きの羽織が正装になっています。
一方、女物は羽織を着ない紋付きが正装で、羽織は略式となっているのだそうです。
特に、冠婚葬祭に和装で出席する時には、正装と略式を間違えると、親戚や友人知人の間で噂になる場合があるのでご用心。
若い人達は、こうした決まりを知らない場合もありますが、年配者は結構気にする人もいるので注意した方が良いですよ。
このような「生活習慣」は自然発生的に常識になったもので、勿論、法律で定められている訳ではありません。
法律違反では無いけれど、日本人として生活習慣になっている事は、それに従う方が平和な生き方と言えるでしょう。
本日の裏話は、和装に関する日本人の常識問題についての基本的な知識のお話でした。
近頃は、観光地で和装の女性を多く見かけます。観光で日本にやって来た外人女性が多く、和装のレンタル店も増えています。
これは世界共通の「インスタ映え」を気にした彼女達の気配りなのでしょうね。
日本の愉しい思い出に、大いに着飾って写真に納まって下さい。世界に愛される日本! 和装はその象徴になると良いですね~。