お目出とうございます

謹賀新年。お目出とうございます。

今年も、アメリカ横断ウルトラ・クイズの裏話をご紹介して参りますので、ご期待ください。

本日は元旦なので、初心に帰り第1回の裏話をご紹介しましょう。第一回は昭和五二年に始まりました。

全国から四一八八名の皆さんが、北海道から南は九州の鹿児島から交通費自前で後楽園球場に集まって来ました。

当時の後楽園球場は、王選手の8百号ホームランに沸いた、注目の地だっただけに皆さん興奮していた事でしょう。

しかも、巨人軍の試合前の練習風景を見ながらのクイズです。王、長嶋監督と言った大スターが目の前で練習中です。

最初の放送ですから、球場を丸ごと借りる予算も無く、練習中の空き時間にスタンドを借りての収録でした。

テレビの制作費は視聴率次第で、当たれば莫大な費用を掛けられますが、最初の放送は低予算でガマンするのが業界の常識です。

その中で出された、代表的な問題はこれでした。

問・巨人軍長島監督の背番号は「3」である。①正しい ②誤り

答・②誤り

解説 長島監督は目の前に居るのに、挑戦者はその事に気が付かず、選手時代の背番号が頭に浸みこんでいたのでしょう。

意外な事に誤答する人がいて、福留アナのフォローに笑い出す勝者も居たくらいでした。

第一回が始まったのは今を去る四二年前。この年は一体どんな事があったのか調べて見ました。

流行では「インベーダーゲーム」の大流行でした。ゲーム時代の始まりですね。

次いで、今は携帯電話の時代ですが、その先駆けになったのが自動車電話です。東京二三区内で実施されたのがこの年です。

更に、子供から大人までみんなが大好きな「ドラえもん放送」が始まったのも、ウルトラクイズ元年と同じだったのです。

若い人にとっては、大昔に感じられるでしょうが、熟年以上の皆さんには四二年は昨日のようで「あっと言う間」ですね。

若い時には気が付きませんが、熟年から老人と呼ばれる年代になると一年が実に早く感じられるのです。

今日は新年初めての裏話でしたので、ウルトラクイズの開始された年に関するお話でした。

昨年は「コロナ騒動」で世界中が大混乱でしたが、新年を迎え今年はこれも収まって、良い年になって欲しいですね。

皆様揃って、良い年になるよう心からお祈りいたしま~す。

 

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