アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
一般常識ですから、日本人なら当然知っているべき知識であり、問題のランクでは易しい問題と仕分けされていたのです。
この易しい問題は、クイズ地で冒頭に連続して出すのが我々のセオリーでした。
何故かと言えば、易しい問題は全員が先を競って早押しボタンを押すので勢いが付くからです。
視聴者の皆さんも、同時にクイズに答える事が出来、番組全体に活気が付くと我々は考えていたのです。
そんな易しい問題を覗いて見ましょう。第9回のアルバカーキーで出された次の問題です。
問・草、道具、光といえば頭に付く数字は何?
答・七
解説・七草は春の七草、秋の七草。七つ道具は武士が戦場で用いた道具や職人の道具。七光は主君や親の威光が及ぶ事です。
上記の言葉は、日本人の生活では昔からシッカリと受け継がれ、庶民の中で生きていた習慣だったのですね。
余談ですが「七」という数字は、外国でも「ラッキー・セブン」という言葉で幸せの数字となっているので不思議ですね。
処で、クイズ番組では「春の七草」、「秋の七草」は?の設問は定番の問題です。
勿論、我々の番組でもこの問題は出されていて、チーム全員が正解すれば勝ち抜けるとの形式で使われていました。
本日の裏話は、七の数字に関する問題で世界との共通点のお話でした。
「七で世界に共通する言葉」がもう一つありましたね。そうです、原因の解らない不思議な出来事「七不思議です」。
コロナ騒動の発祥地は「中国の武漢市」が定説でしたが、中国は今ではこの定説を否定しアフリカ説を唱えています。
これって、二十一世紀の七不思議ですね~、真相は?