アメリカ人は寄付が大好き

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人の一般常識と同じく、世界中の常識を知識として蓄えていれば鬼に金棒でクイズで勝ち抜く力があると言えるでしょう。

事実、番組史上毎回の事ですが、ニューヨークの決勝戦まで進んだ皆さんは、世界の常識問題にも堂々と正解していたのです。

第16回のニューヨークの決勝戦での問題をご紹介しましょう。決勝戦の第一問で出された問題です。

問・ニューヨークの国連本部がある土地を寄付した実業者は誰?

答・ロックフェラー二世(ロックフェラーでも可)

解説 第二次大戦後、アメリカでの国際連合の設置をいち早くキャッチしたロックフェラーはこの土地を取得しました。

 

 

 

 

一九四六年にこの土地を八五〇万ドルで買い、国連に寄付したのでした。

アメリカには幾つかの財閥が存在します。ロックフェラー財閥は石油で財を成し鉄道など幅広く成功しました。

また、鉄鋼王として有名なカーネギー財閥がありますね。ニューヨークのカーネギー・ホールは有名です。

ここの舞台でショーを開くのは、世界の有名歌手の夢でもあるのです。

その他、新聞王のハーストも大財閥で、西海岸にハースト・キャッスルとの城を建て、世界中の有名人を招待していました。

この城には映画の試写室があり、大統領やチャップリンなど有名人を招待し、新作映画を楽しんだとの伝説がありました。

余談ですが、我々の番組もハースト・キャッスルをロケハンしましたが、この地に相応しいクイズ形式が出来ずパスしました。

本日の裏話は、ニューヨークの国連ビルの土地を寄付した人物は?の問題から、アメリカの財閥のお話でした。

アメリカン・ドリュームの言葉があるように、夢を実現させた財閥が沢山いますね。

現代ではビルゲイツ、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏など桁外れの資産家がいますね。

中でもジェフ・ベゾス氏は自らの会社が開発した宇宙船に乗って昨日七月二十日に民間人として初の宇宙旅行に行きました。

アメリカの成功者はやる事成す事、仰天な行動が世界中の話題になっています。

と同時に、忘れてならないのは財閥は勿論の事、俳優、スポーツ選手など大金を稼ぐ人たちは寄付金も半端では有りません。

日本の成功者も、中には人知れず大金を寄付する方もいますね。災害の時に限らず、海外に学校を創るなどのスターもいました。

お金を稼ぐのは誰でも好きです。でも、稼いだお金を独り占めしないで、困った人に寄付するという善行もあるんですよ。

諺に「地獄の沙汰も金次第」とありますが、閻魔様は袖の下では地獄行を許さないようです。

神様は何時でも、我々の行動を見ていますよ。自分勝手な欲張りはダメです。なーんちゃって偉そうな事は言えませんがね~。

 

 

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