悲しい子守歌とは?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人なら誰でも知っている知識ですから、誰でも正解出来そうですが、記憶を呼び戻すには個人差があり勝負の分かれ道です。

第9回は、アメリカを突き抜けてイギリス、決勝はパリで行われた特別のルートでした。

この回のオーランドで出された、ご当地問題をご紹介しましょう。と言っても日本の常識問題でした。

問・ここ、フロリダ・オーランド。日本では「おどまぼんぎりぼんぎり盆から先はおーらんど……」と唄われている民謡は何?

答・五木の子守歌

解説 五木の子守唄は、熊本県球磨郡五木村に伝わる子守唄で五木村一帯に伝わった子守唄です。

 

 

 

 

 

数ある各地の子守歌の中でも、歌詞も曲も何故か哀調を帯びていて悲しいイメージです。その訳は以下の理由です。

子守唄には、子守女がみずからの貧しく恵まれない薄幸な境遇を嘆き、悲しい日々の生活心情を基盤に伝承されてきたのです。

この唄は、第2次大戦後レコードに吹き込まれてから大流行し、現在では熊本県を代表する民謡としても知られています。

因みに、この問題はフロリダのオーランド(地名)おーらんど(歌詞)の共通音のダジャレで作られた問題でした。

時々、こうした遊び心を前説にクイズ問題を作るのも、我々のクイズ創りの手法でした。

遊んでいるのは我々だけで、挑戦者は記憶が混乱して迷惑だったかもしれませんね。

今になって考えると、我々の反省点のようです。長い番組だったので、罰ゲームを含め、反省する事は多かったで~す、ハイ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください