世界の新航路を発見

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本に限らず、世界の一般常識も知っていれば鬼に金棒で、クイズを勝ち抜く可能性が高まります。

第4回のイエローストーンで、世界の一般常識の問題が出されていました。

多分中学校で学習する程度の、易しい部類の問題でした。

問・パーソロミューディアスが発見した時「嵐の岬」と名付たアフリカ南西端の岬と言えば?

答・希望峰

解説 一四九七年バスコ・ダ・ガマがこの岬を通過して、インド航路を開拓したため「喜望峰」と名付けられました。

余談ですが、コロンブスもこの航路でアメリカ大陸近くの島まで到達しましたが、それをインドと勘違いしていたのです。

その後、疑問に思った探検家で航海士のアメリゴ・ヴェスプッチが南北アメリカ大陸である事を証明したのです。

アメリカの国名は彼の名を取って、付けられたもので若しコロンブスが新大陸と発表していれば彼の名になった事でしょう。

彼は最後まで、到着の地を「インド」と信じ込んでいたので、その名を残す事も出来ず残念な生涯でしたね。

本日の裏話は、世界の航路を開発したクイズ問題から、アメリカ南北大陸の名称の元祖のご紹介でした。

結論は以前にもご紹介しましたが、世界の常識も大きく変わったという事です。

昔はアメリカ大陸の発見者はコロンブスと教科書で習いました。でも、現代ではアメリカ大陸発見という言葉は死語なのです。

理由は、既に南米大陸には高い文明を持つ「インカ」という名のの国が存在していたのです。

謎の多い文明で、大きな石を高い山の上に運び都市を創ったり、ジャングルの中に石創りのピラミッドを建てる等、謎だらけ。

 

 

 

特に数字に優れた民族で、当時の西欧文明をはるか超えていたと思われるのです。

また、北米にも各地にインディアンと呼ばれる原住民が住んでいて、人類が多数住んでいる地を発見とは言えません。

もし、これを発見というならば白人至上主義の「思い上がり」と非難されるでしょう。

現代は「人類は皆同等」との考えが、国際感覚になっているので人種差別こそ「悪」というのが常識です。

結論です。コロナ騒動のため、何故かアメリカで東洋人が差別の対象になり、街の中で突然襲われる事件が多発しました。

中国の武漢が発祥の地と言われ、中国人と間違えられたのでしょうか? 東洋人は顔だけでは国は判別出来ません。

どの国にしても、コロナ騒動の責任を個人に求めるのは「的外れの愚行」です。

アメリカ大好きだったウルトラ・クイズのスタッフとしては残念な事件でした。こんな馬鹿げた事、やめて~、と絶叫で~す。

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