夜空を眺める楽しみ

アメリカ横断ウルトラクイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

日本人ならば誰でも知っている知識、ほとんどの知識は小中学校で学習し、次に高校で習うので誰でも知っている知識です。

とは言え、中には記憶から消えてしまった知識もあるようで、その様な問題は「やや難しい」問題の部類でした。

第15回のヨークタウンで出された「やや高度の一般常識」問題をご紹介しましょう。

問・西郷隆盛が戦死した西南戦争の後に地球に大接近したため、別名「西郷星」と呼ばれた太陽系の惑星とは何?

答・火星

解説 火星が別名「西郷星」と呼ばれていたとは、初耳という人も結構居るかも知れません。

 

さて本題。火星は地球に時々接近します。それは小接近と大接近があり、地球と火星の間の距離はかなり異なります。

大接近は、15年から17年に一度ほど起こります。 火星の接近は約2年2カ月ごとに起こるため、特別珍しい現象ではありません。

しかし、大接近の頃には、火星が特に明るく大きくなり、火星観察の大チャンスとなるので、天体観測ファンには見逃せません。

日本人には、子供の頃から天体観測を趣味にしている人も多く、彼らに取っては「火星の接近」は見逃せない楽しみのようです。
本日の裏話は、火星の接近に関する問題から、天体観測ファンに取っては楽しみなお話でした。
夜空を見上げると、一面星空で宇宙の広さが感じられるものでした。でも、都会地では電気の光が多く星空はあまり見えません。
昭和の時代には、同じ都会地でも星空が見えたものですが、自然の姿が減っていくのは淋しいものです。
こう感じるのは、年寄り証拠でしょうか? 若い積りなのに…。

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