津波の知識をおさらい

アメリカ横断ウルトラクイズが放送されていた時代には、現在ほど津波が人々の関心を呼んでいませんでした。

津波が近年、日本人の関心を集め出したのは、奥尻島の被害からだったように思います。

1993年7月に発生した北海道南西沖地震による津波が奥尻島を襲い、死者行方不明者は230人にも及ぶ大災害でした。

これをきっかけに沿岸部の住民には、津波の対策が実施され、避難訓練などが日本各地で盛んに行われるようになりました。

更に拍車を掛けたのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災でした。

この地震で発生した津波は、岩手、宮城、福島、にとどまらず茨城、千葉に至るまで太平洋沿岸の各地に押し寄せ、10メートル以上の想定外の巨大津波でした。

この時の様子はテレビで中継されましたので、世界中に激震をあたえました。

この大災害によって現代では、津波に関する知識は子供に至るまで大幅に浸透しました。

しかし、それ以前には津波って恐ろしい現象、という意識はそれほどありませんでした。

ですから、平成2年に行われた第14回のグアムの浜辺で行われた「台風直下、○×札挙げクイズ」では、次の様な問題が出題されたのです。

「大波」よりも大きいのが「高波」。「高波」よりも更に大きいのを「津波」という。○か×か?

tsunami

解説

現在なら、この様な安易な問題は小学生でも間違える事はないほど、津波に関する知識は常識化されています。でも、当時はこれでも迷ってしまうのが日本人の一般常識だったのです。

津波とは何ぞや?

と問われれば「地震の発生によって押し寄せる波の事」で、何メートル以上と言った高さ制限などは特に定められていません。

台風の時に発生する「高波」「大波」などとは全く別物の範疇なのですね。

時代が変わると一般常識も変化する、典型的な問題でした。

 

「津波の知識をおさらい」への6件のフィードバック

  1. 地震が発生して津波が発生した場合1cmでも速報で流れますね。
    国営放送の津波の時の注意を促すアナウンスでも緊迫感が伝わって来るのを思い出しました。「東日本大震災を思い出してください」と。

    1. 今や津波は、最も怖い自然現象になってしまいましたね。「地震、雷、火事、親父」は昭和の遠い遺産になったようです。

  2. 中学生くらいの時に見たこの問題は印象に残ってます。
    津波ってたまにニュースで聞く言葉で、漠然と高い波のことなんだろうなという認識しかありませんでしたから。
    ちゃんとした言葉の意味・定義を知っておかないと恥ずかしいってことを自覚した問題でした。

    1. クイズ問題で知識を増やす。楽しみながら頭が良くなる、クイズってとても良いゲームなのでしょうね。ウルトラクイズはそんな番組だったので、皆さんから愛されたのではないでしょうか。

  3. 第13回の東京ドームでも、津波に関する○×問題が出ていますよね。
    冷静に考えたらわかりますが、当時は正解を知っているという東大クイズ研のメンバーに付いて走るので、精一杯でした。

    1. そうです。津波の速さに関する問題でしたね。当時は、超難問の部類でしたが現在なら間違える人の方が少ない状態でしょうね。時代で社会常識が変化する典型的な分野です。

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