凶運NO1は誰?

アメリカ横断ウルトラクイズのキャッチフレーズは知力、体力、時の運でした。

この3拍子が揃った人が駒を進め、中で一番の人がチャンピオンになっていました。

従ってチャンピオンの中のチャンピオンは誰?

と問われれば、チャンピオン大会を開かなければ決められません。

しかし、逆に「運」の一番悪かった人は?

これは選ぶ事が出来ます。

その人は第11回に参加したFさん(当時25歳)でした。

彼女がどのくらい「運」に見放されていたのか。

それが本日のお話です。

その回の後楽園の予選通過者は104名でした。

日本テレビ本社に集まった104名は成田空港に向かうバスに乗って、いよいよアメリカの旅への夢を膨らませていました。

バスは一路成田空港に向かって走っているもの思い、疑う挑戦者は誰もいません。

ところが予想を裏切るのがウルトラクイズの悪い癖。

目的の千葉県を大きく外れて、バスは埼玉県の人形の名産地、岩槻市に入ってきました。

着いたところは久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)。

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クイズ神社とも読めるので、この地を選びました。

実は、成田空港の前に、国内の第2次予選を行おうという事になったのです。

しかも、ここで落ちるのはたった1人だけ。

選考方法は2ポイント勝ち抜けの早押しクイズです。

といって、後楽園を勝ち抜けた104名全員の早押しではありません。

クイズに参加するのは久伊豆神社のおみくじを引いて「凶」を引き当てた人だけです。

何と104名中、凶を引き当てたのはたったの3名でした。

幾ら後楽園で勝ち抜いた強運の持ち主と言えども、神様の前で「凶」を引くような運の無い人間とは、物騒で1か月も一緒に旅は出来ない、という屁理屈でクイズが開始されました。

3人で行われた問題の正解は「もう終わりだね 「厄日」 「背水の陣」「お別れ」 といった悲しい答えばかり。

その様な中で負け、最も運に見放されたのがFさんだったのです。

18,017人の挑戦者の中で選ばれた104名。

この段階までは「運」に恵まれていたFさんですが、神様の前で突然「凶」と断定された訳ですから、泣くに泣けない悲劇かも知れません。

ウルトラクイズはこの様に突然仕掛けられた悲喜こもごもの物語を作りながら、その犠牲者の上に成り立った番組だったのです。

ウヒヒ…。

「凶運NO1は誰?」への16件のフィードバック

  1. スカパーアワード受賞おめでとうございます(^^)これを機に再放送期間延長が決まれば全大会再放送も夢じゃなくなるかもしれないですね‼︎

  2. tsutomuさんはじめまして。
    いつも楽しく拝見させていただきます。
    ウルトラクイズが好きな一神主です。
    久伊豆神社さんの存在はウルトラクイズで知り、子供の頃の私は「そんな名前の神社があるんだ」ととてもびっくりしたことを覚えています。
    時が経ち、今年の11月、その久伊豆神社さんの社殿が新しくなり、神主さんの業界紙に大きく紹介されました。
    その中にウルトラクイズのことも紹介され、現在ではクイズ出場者の必勝祈願の聖地にもなっている、と書かれていました。
    番組が新たな信仰を作った稀有な例 だと私は思っております。

    また第16回第1週の冒頭、13年連続1問目不正解だった方が厄祓いで某八幡神社に参拝されているのも印象的でしたが、その神社も製作スタッフの皆さんが探されたのでしょうか??

    1. 昔の事なので詳しい経緯は忘れましたが、放送したのであればスタッフが探した神社でしょうね。厄払いに神社参拝、日本人の古き良き風習で、番組の効果でその様な演出をしたのでした。

  3. くじで凶を引いてもクイズで決着をつけるからいいですね。
    会場では早押しテーブルが、6台あったように記憶しておりますが、くじは少し多めに用意されていたのでしょうか?

    スカパーアワード2014ココロ動いた番組賞受賞おめでとうございます\(^▽^)ノ

    1. 古い番組だったウルトラクイズが、また、皆さんの関心を集めた訳で、関係者としては嬉しいお話です。次の再放送もご期待ください。

  4. 先ほど「第12回アメリカ横断ウルトラクイズ&今だから話せる丸秘証言集」が、スカパー!アワード2014
    「ココロ動いた番組賞」を受賞したことが発表されましたね!おめでとうございます!コメントで投票を
    呼び掛けてきましたが、受賞の手助けになれたのならこれ以上の喜びはありません。この受賞をきっかけ
    に、ウルトラクイズがもっともっと注目されていくことを願っています。本当に、おめでとうございます!

    1. コメントで投票を呼び掛けて頂き、感謝します。この受賞をきっかけに、またまた再放送が増えるとウルトラファンにはうれしい事です。有難うございました。

  5. こんばんは。

    第11回は名古屋ミニトラクイズも含め、国内予選が一番、凝っていた回でもありますね。

    ウルトラの早押しセットが登場するのは、アメリカ本土上陸後が一般的でしたが、第11回では第二次予選から登場。

    運に見放され、クイズにも負けてしまったFさんでしたが、一次予選通過者104名のうち80人ほどは、憧れのウルトラの早押し機に触れることすら叶わなかったわけですから、別の角度から見れば、Fさんはラッキーだったかもしれません。

    とはいえ、やっぱり最低でもグアム、いやいや、成田空港までは行きたかったでしょうねぇ…。ウヒヒ…。

    1. 「時の運」と言う言葉で表せるように、運は時によって変わって来るので、それを知っているのは神様だけなのでしょう。「神頼み」と言う言葉もその様な状態を人々が知っているので生まれたのですね。

  6. おみくじで思い出しましたが、凶運のNo.1がFさんならば強運のNo.1は福留さんではないでしょうか。
    第9回成田空港・第3次予選のジャンケンで、全部で101人いる挑戦者のうちどれか1組は3人でジャンケン
    をしなければならないことになり、その
    組をおみくじで決めることになりました。全部で50本の筮竹が入ったおみくじを福留さんが引き、赤色が
    出た時点で3人ジャンケンになるルールでしたが、いきなり1本目で赤色が出てしまいました。これには
    挑戦者たちも「ズルをしているのでは」と疑いの声が上がりましたが、全ての筮竹を見せてズルがない
    ことを証明しましたね。私もまさか1本目で赤色が出るとは思っていなかったので、すごく驚きましたよ。

    1. 凄い記憶力ですね。当時の細かい事は忘れてしまいましたが、ウルトラクイズに「嘘」や「やらせ」は一切無かったので、福留さんは強運なのでしょうね。

  7. おはようございます。

    これは印象深かったですね。
    Fさん、この後の予選敗者復活の名古屋横断ミニトラクイズに案内嬢として参加されていましたね(笑)

    久伊豆神社はこれで知りました。

    1. あの頃は、スタッフに目新しいアイディアをどんどん実行してしまうパワーがあったので、今考えると馬鹿馬鹿しい事も本気でやっていたのですね。

  8. いつかは久伊豆神社に詣でてみたいと思いつつ行けていないので、来年は初詣に行って、第11回ウルトラクイズの再放送を祈願してきます。

    1. その祈願、クイズの神様が聞き入れて下さることを、私も願っています。12、13が再放送なら11回だって相当面白かったですものね。神様は公平のはずですよ。

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