日本の風習はややこしい

アメリカ横断ウルトラクイズでクイズ問題を作っていると、様々な分野の事を勉強しなければなりません。

その様な中で、日本人の伝統、習慣、風習などを調べていると日本の暦に行きつきます。

日本の暦には二十四節季というものがあって、古くから伝わる伝統的な行事は、この日を中心に各地で行われたものが多かったようですね。

これらの行事はクイズ問題としてしばしば採用されています。

例えば、太陽暦では2月4日頃が立春で、その前日が節分と決められています。

この節分に関しては、第7回のニューヨーク決勝戦で出題された問題が思い出されます。

「鰯(イワシ)の頭も信心から」という言葉を生む基になった日本の年中行事は何?

鰯

答・節分

解説  節分と言えば豆撒きですね。

毎年、力士や有名タレントが日本各地の神社や寺院に招かれて、豆撒きをする姿がテレビのニュースで流されています。

本来はこの日、鰯の頭を柊の小枝に刺して、戸口に飾るという風習で家族がそろって、大声を出し「鬼は外、福は内」と叫ぶのが一般庶民の家庭でした。

何故、鰯の頭なのか? これには諸説有ってクイズ問題としては不向きでした。

でも「鰯の頭も信心から」という格言は、間違いなく節分の故事から生まれた事だけは納得が行きます。

節分に関しては、様々な問題が考えられましたが、正解の確実性を考えると狭き門になってしまいます。

今年も節分が近付いてきましたが、テレビでは何処の恵方巻が人気と言ったグルメ情報に集中しているようです。

私は関東の人間ですから、節分と恵方巻の風習は最近まで知りませんでした。

これは元々大阪を中心に行われていた、地域に伝わる風習なのだそうですね。

調べたところ、全国区の呼び名になったのは最近の事で、1998年にセブンイレブンがこの名称で太巻きの海苔巻を売り出し、節分に食べるという習慣が全国に広がったのだそうです。

節分の恵方巻も日本全国の風習としては意外やニューフェイスに属するのですね。

 

「日本の風習はややこしい」への6件のフィードバック

  1. 「節分」という解答だと、第9回のアトランティックシティでの問題「立春の前の日を何というか」のほうが印象が強かったですね。
    問題文はとてもシンプルですが、いざ問題として出されると瞬間的には解答が思いつかなかったのか挑戦者もすぐに早押しボタンには手が行かず、若干戸惑った感じが画面から伝わってきました。私も「あれ、何だったっけ」とすぐには「節分」は思いつきませんでした。

    1. 言い回しで迷ってしまう、これもクイズ問題のマジックかも知れません。
      出題者は意地が悪いですからね。

  2. こんばんは。

    日本の伝統・風習とひとくちに言っても、「恵方巻」のように、地域差があるんですね。

    北は北海道から、南は九州・沖縄まで。気候や地理的要因も重なって、同じ日本国内であってもいろんな伝統や風習がある…。ややこしい反面、いろんなお国柄があって楽しいですね。「全国一律、どこもかしこも同じ」ではつまらないですから…。

    それぞれの地域に根をおろしている文化は、貴重な財産です。

    1. 同感です。
      地域の特色が全部全国的に均一化されるのは、つまらないですね。
      旅へ出た時に発見する地域の文化、これが楽しいのですがね。
      でも、テレビの影響で何でも均一化されてしまうのも、現代の特色かも知れません。
      お国ことば(方言)が減って、全国的に標準語は面白くない、この様に考えている人も多いのではないでしょうか。

  3. こんにちは。
    恵方巻…今や全国区になりました。
    元々、大阪では「巻き寿司の丸かぶり」や「丸かぶり寿司」なんて言い方をしてまして、恵方巻なんて洒落たネーミングは「さすが東の人」と思いましたね。
    諸説あるようですけど、あっしが聞いた事があったのは、「無言で恵方に向いて」というのは同じなんですが、「何故巻き寿司なのか」という所なんですよ。
    関西はお寿司といえば巻き寿司や押し寿司がかつて主流でした。
    節分に行われるのは豆撒き…豆撒きといえば鬼と福…鬼の持つのは金棒…この金棒に見立てて、巻き寿司を普段は切って食べるのを1本そのまま頂いて、その年の無病息災を願うというものでした。無言で食べるのは「一息で食べるのに喋ることはない」というのに「喋りながら食べるのは行儀が悪い」というのが加味されたようで、お寿司屋さんの玄関には地味ながら鬼と福の絵が描かれて恵方が書かれているというものでした。
    全国区になったコンビニ業界の業績は計り知れないものですね…。
    若干ながら「本来は違うんやけどなぁ…」なんて複雑な表情で見てますけど、いい感じにアレンジするのは日本人ならでは…なんでしょうね。

    1. 日本人はアレンジの天才ですね。
      しかも、現代はあっという間に全国展開する時代なので、恵方巻も昔からの習慣とみんなが思っているようで、この速さに仰天してしまいます。
      ってな事を言ってると時代遅れと言われそうです。

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