同じ意味の諺は多い

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題で日本の諺に関する問題は多く出題されていました。

クイズは知識を競うゲームですから、諺を理解して数多く知っている人が有利になります。

それも単に意味を理解するというよりは、問題として多少の面白さがあった方が採用され易いので、作者の皆さんは工夫を凝らさなければなりません。

諺辞典を見ると「同義語」という項目があって、クイズ研究会の皆さんは多分その辺を勉強していたのではないでしょうか?

同義語を求める問題で次のような設問が有りました。

第9回のハワイで出題されています。

「二兎を追うものは一兎も得ず」と同じ意味の諺。2種類の昆虫で言うと何?

答・虻蜂とらず

解説  意味は同じですが、「兎」という動物に比較して、昆虫を例に出したところが作者の工夫でしたね。

欲を出して同時に2つの物事をやり遂げようとすると、2つとも成功しないのだよ、という先人の教えですね。

こうした諺は親や教師、先輩に口で教えられて知識となるのですが、これも時代によって変化します。

今ではマルチ人間が重宝される時代なので、一つの事どころか2つも3つも同時に抱えて、それを見事にこなす人が出来る人間として評価されています。

逆に一つの事を一生懸命にやっても、それしか出来ない単細胞というレッテルを張られてしまうかも知れません。

その意味では諺は時代によって変化する、これをしっかり認識しないと「恥」を掻くような結果になってしまいます。

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お年寄りが子供や孫に良かれと思って教える事も、時代で変化するので、古い諺など持ち出さないのがお利口のようですよ。

「古いなあ、爺ちゃん」と言われないように転ばぬ先の杖ですね。老婆心です。ハイ!

「同じ意味の諺は多い」への2件のフィードバック

  1. こんばんは。

    「ことわざ能力検定」という変わった検定試験があるそうで。

    ことわざを答える通常問題のほかに、お題に沿った「創作ことわざ」を考えるという、ユニークな問題も出題されているようです。

    実際の解答例として、
    ・「猛暑に停電 (意味:嫌なことが重なること)」、
    ・「冬空に天の川 (意味:ありえないことが目の前で起こること)」、
    ・「真冬にアロハと麦わら帽子 (意味:人と違った意見を持つのは良いことだが、環境に合わせなければいけないということ)」
    などがHPで紹介されています。

    例に挙げた、この3つの創作ことわざ。驚いたことにどれも小学生の作品なんですね。実に上手く、想像力が豊かだなぁと感心。

    時代に似合ったことわざを創り出す、というのも一興かもしれません。もしかすると、それが定着し、『広辞苑』などに掲載される日がくるかもしれませんね(笑)

    1. 言葉は日々進化している良い例でしょうね。人間のコミニュケーションの道具ですから、新しい言葉が登場するのは当然の成り行きと言えるでしょう。

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