アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、タイムリーな話題に重点を置いて創られていました。
もし、現代にあの番組があったならば、ラグビーのワールドカップで一躍人気者になった五郎丸選手は恰好のクイズ・ネタになったでしょうね。
人気者にあやかるのは、何時の時代も同じで、最近のニュースを見ていたら五郎丸選手にあやかる様々な企画がありました。
傑作なのは五郎丸選手の出身地、福岡市のJA入部支店の駐車場で豊作を祈った「案山展」が開かれたそうです。
工夫を凝らした案山子23体の中で、目を引いたのが五郎丸選手をモチーフにした案山子で、特徴あるポーズをした作品だったそうです。
昨日の10日まで、人気投票が行われていましたが結果はどうなるのでしょうね。
案山子と言えば、第14回のグランドテイトンで、次のような問題がありました。
問・西日本では「おどし」中部地方では「そめ」、北九州では「そうず」。田圃の真ん中で辛抱強く立っている、この頑張り屋の全国的な名前は?
答・かかし
解説 お馴染みの案山子も、地方によって様々な呼び名があるのですね。
この問題は田圃の中で立っている、という文言で日本人なら子供でも正解出来る超易しい問題でした。
でも、「かかし」が地方によって呼び名が異なる、という点が問題会議で面白い情報と判断され採用されたのです。
元々が、田畑を荒らす鳥や獣を追い払う目的で人間の形をした人形を見張り役にしたのが案山子の始まりでした。
語源は髪の毛や魚の頭などを焼いて、悪臭で鳥や獣を追い払った。
「嗅がし(かがし)」と呼んだのが変化して「かかし」になったと言われます。
今では日本中に様々な案山子が登場し、町興し村興しの材料になっているようです。
昨日発表された、今年の流行語大賞の候補に五郎丸選手の「五郎丸ポーズ」がノミネートされたというニュースがありました。
五郎丸選手は、今年活躍した人の目玉として、これから年末にかけて、益々話題になりそうですね。