盛り上がる米大統領選挙

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズは戦いの舞台がアメリカなので、ご当地アメリカに関する問題は多数出題されていました。

その中には、アメリカのトップの座にある大統領に関する問題も多く含まれていました。

特に大統領を選ぶ選挙は、日本の首相を選ぶ手続きとは異なり、予備選挙という難関を経なければならず仕組みが複雑です。

しかし、今年の大統領選はドナルド・トランプ氏という強烈な個性の人物が登場したため、世界の注目度がヒート・アップしています。

現在の所、ヒラリー・クリントン氏 VS ドナルド・トランプ氏の対決の図式で盛り上がっていますが、隠し玉の作戦もあるようで、先が読めていないようです。

この両者の動向が毎日のニュースで取り上げられるため、大統領選挙の複雑な仕組みが良く理解できるようになりました。

歴史的に日本とアメリカの繋がりは、ペリー提督が黒船でやって来た江戸時代末期から始まっています。

日米両国の正式な付き合いに関する問題が、第11回のワシントンD・Cで出題されていました。

問・幕末に日米修好通商条約に調印した日本の代表は誰?

答・井伊直弼(いいなおすけ)

解説 1,858年にアメリカ総領事のハリスと幕府の大老井伊直弼によって結ばれた条約です。

「日米修好通商条...」の画像検索結果

彼は朝廷の許しを得ずに、アメリカの勝手な提案を受け入れたため不平等条約と日本史では記されています。

これを切っ掛けに、幕府と朝廷の対立が激しくなり、過激な水戸藩士等によって井伊大老は桜田門外の変で、暗殺されてしまいます。

封建時代から近代化に向けて、日本が大きく変革する切っ掛けになった条約とも言えそうですね。

この条約の何が不平等なのか? 詳しく知りたくなるのが知識欲と言うものです。

クイズに強い人はこの様な疑問を即調べる、という事を日頃実行して知識の幅を広げているようです。

皆さんも調べると、日本史の面白さを発見する事が出来るかもよ。

 

「盛り上がる米大統領選挙」への6件のフィードバック

  1. 大統領選挙の話題が連日とり上げられている矢先、先日、この方の訃報を知った全国のウルトラファンは、真っ先にアノ問題を浮かべたと思われます。

    一昨年、ファミ劇で初の歴史的なCS再放送で注目され、当時は東京ドーム元年だった第12回大会の○×第2問…

    「共に映画俳優だったレーガン大統領とナンシー夫人は、かつて映画で共演したことがない。」

    第1問の「自由の像…」が×なので、共演アリならそのまま、ナシて正しいならグラウンドへ移動。
    コレは心理戦もいっぱい含んだ、今となればイイ問題でした。

    まず、前述のドーム開業で人工芝を踏んでみたい願望のある、全国から来た挑戦者の心理をついていること。
    前年・後楽園ラストの11回「上野動物園のボスザルはロン」が、○・グラウンド組の正解だったこと。
    そして、日本なら共演から熱愛~結婚は今も昔も珍しくないこと、だとしたら、実際に大統領夫妻は別の理由から結ばれたのか? いや、ウルトラスタッフのことだから罠にハメようとしている…と憶測した挑戦者は翻弄されたことでしょう!

    結局、正解は×。
    我慢してスタンドに残った者が勝ち、欲望にかられてグラウンドの芝を踏んだ者はクイズにも負けて、つかの間のスタンド再移動へ…

    問題集では日本未公開映画(1957年)で共演、放送では1度だけ…ただし婚前(1952年)の共演ナシとの理由でした。

    その後は皆さんもご存知の通り、レーガン元大統領は大病を患い、夫を支え続けたナンシーさんは本当にご苦労なされたと思います。

    自分の父も、一度は病院で助からないと言われながら、今週、半年ぶりに自宅に戻ることができましたが、いつ再発するかという状況は続いています。

    さらに、自分自身までもが1ヶ月前に39℃の高熱で、1週間インフルエンザの疑いで勤務先で仕事できずに家で過ごしていました。

    こんな状況で、高齢の母には余計に負担をかけてしまったと、生活を改めなければと反省するばかりです。
    暫くコメントを渋った原因でもあり、お久しぶりで申し訳ないです。

    改めて、選挙イヤーにクイズにも出た元ファーストレディが逝かれるとは、悲しいですね…

    1. 昔の番組ですから、クイズ問題に登場した方々の訃報に接する事も多々ありますね。
      時代の流れを感じる番組ですね。

  2. アメリカ大統領選挙といえば、当時のレーガン大統領の再選をかけた大統領選挙が行われた、1984年の第8回・サンフランシスコで「日本の総選挙の投票日は日曜日。ではアメリカの大統領選挙は何曜日と決められている?」(答え・火曜日)という問題が出されています。

    また、4年後レーガン大統領の後継を決める大統領選挙が行われた1988年には、ワシントンDCのキャピトルヒル(こちらも問題に使われました)前で、大統領選挙クイズという、大統領選挙のシステムを拝借したクイズが行われました。

    世界一の超大国で大統領選挙が行われるわけですから、クイズの題材や形式にもなるのもうなずけます。それにしてもスタッフの方々の発想力には、毎度のことながら頭が下がります。

    1. 大統領選挙のあった年は、避けて通れない話題ですからクイズ問題には沢山採用されていましたが、良く記憶していましたね。流石、ウルトラ・ファンですね。

  3. 大統領選挙といえば、12回ウルトラクイズでもワシントンで大統領選挙の仕組みを使ったクイズをやられてましたね。
    当時、子どもながらに選挙の仕組みを知ることが出来たのとアメリカの州の名前を覚える事ができたので、その記憶が強いです。

    1. あの番組でアメリカへの興味が増えた方も多かったでしょうね。我々の狙いもその辺に在って、アメリカ商務省も協力をしてくれたので、大胆な企画が成立したのでした。

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