アメリカ横断ウルトラ・クイズはあらゆる分野からクイズ問題が創られていました。
クイズは設問に対して正解は一つ、と限定されているのがルールです。
正解と思われる説が複数あるものは、クイズ問題として成立しません。
例えば、判断に迷う設問で「そうとも言える」と別の意見が出る場合は、クイズ問題とは言えないのです。
具体的に挙げるなら、色に関してイメージを問う問題が有りました。
色には個人の好みがあって、それぞれ感じ方が異なるのが普通です。
でも、世の中で定説になっているイメージがあり、その場合は正解は一つなので、クイズとして成立します。
第9回のアナポリスで、次のような問題が出されていました。
問・悪党の腹の中は真っ黒。私の過去は真っ白。では、ほら吹きのつく嘘は何色?
答・真っ赤。
解説 黒が悪巧み、とのイメージは万国共通のようですね。腹黒いと言われて喜ぶ人種は居ないでしょう。
また、逆に純白はウエディング・ドレスでお馴染みのように純粋な色の代表でしょう。
赤は情熱的などとイメージする人も多いようですが、日本語では「真っ赤な嘘」と言われるように信用されない色になっています。
その他日本語では「赤っ恥」「家計の赤字」「危険信号」など負の色に使われる色でもあります。
でも逆に元気を取り戻す時にも「赤」が活躍した例も沢山あります。
戦後、荒廃した日本を勇気付けてくれたのが「リンゴの唄」でした。
〽赤いリンゴにくちびる寄せて~
焼け野原の日本中にこの歌が流れ、勇気付けられた人は多かったのです。
また、美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」も空前のヒット曲となりました。
歌に唄われると「赤」は人々に勇気を与える効果があるのかも知れません。
アメリカの国旗の3色にも意味があり、赤は勇気、大胆、度胸の色とされています。
色に関するイメージはそれぞれ異なり、そこで生まれた言葉が10人10色ですね。