スニーカー物語

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズが開始されたのは70年代の後半でした。

この時代から、世の中で流行したものにスニーカーがあります。

今では、スニーカーは誰でも必ずというほど所有している履物の代表的な存在になっていますね。

これが流行し始めた頃、第4回のソルトレイク・シティーでクイズ問題になっていました。

問・英語で「忍び歩く」という意味の靴といえば何の事?

答・スニーカー

解説 英語のSneak (忍びよる)から派生した命名でした。

「忍び歩く靴」とは忍者か泥棒用とのイメージで、日本語の直訳ではこの様なヒット商品には至らなかったでしょう。

発祥の地イギリスでも、忍び寄るイメージを嫌いテニス・シューズ、或いはトレーナーと呼ばれて普及したとの歴史がありました。

「スニーカー」の画像検索結果

本格的に流行したのは70年代の後半で、NBAの大スター、マイケル・ジョーダンとナイキが契約し爆発的なヒット商品となりました。

その後はリーボックを筆頭にスポーツ用品メーカーがハイテク・スニーカーを売り出し世界中の若者たちが愛用を始めたのです。

折からの、マラソンやジョギング・ブームで活動的な履物として、世界中に行き渡ったのです。

もしも、忍者や飛脚が活躍した時代にスニーカーがあったとすれば、当然彼らも飛びついて愛用した事でしょう。

スニーカーは活動的で、履物の優れものと言えるでしょうね。本日はその語源のお話でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください