アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を読み返して見ると、世の中の出来事が良く解ります。
最近は日本人の体格も良くなり、スポーツの世界でも世界を相手に活躍するアスリートが増えています。
各スポーツ毎に「世界選手権」が盛んで、常に日本人選手が金メダルを狙える位置に居り、応援に熱が入っていますね。
さて、この様なスポーツ大会の集大成はオリンピックと、常識的には思えますね。
日本でも、2020年に行われる東京オリンピックの準備で、メイン会場、大会エンブレムなど様々な出来事がニュースになっています。
この近代オリンピックはクーベルタン男爵の提唱で第1回がギリシャのアテネで開かれました。
この時の参加国は14か国、1,896年の事でした。この辺はクイズ知識の基本と言えるでしょうね。
4年に1度の開催で今年リオで行われるのが31回大会、東京オリンピップは32回大会になります。
ところでこのオリンピックよりも更に古い国際スポーツ大会があったのをご存知でしょうか?
第11回のワシントンD.C.で出題されていました。
問・世界最大のヨットレース「アメリカズ・カップ」が生まれた国は?
答・イギリス
解説 大会の名称から、アメリカと勘違いされそうですが、イギリスが正解です。
オリンピックよりも45年も前の1,851年にイギリスで開かれました。
サッカーのワールドカップよりも79年、全英オープンゴルフよりも9年早く誕生し、現在も継続されています。
勿論、世界一古い国際スポーツ大会であるのは言うまでもありません。
この時に優勝したのが「アメリカ号」で、銀のカップを獲得しました。
以後、このカップを争うようになったのでアメリカズ・カップと呼ばれるようになったのです。
それにしても「ワールド・カップ」と名の付くスポーツ大会が乱立する中で、その先鞭をつけたのがヨットだったとは盲点かも知れません。
我々は常識の盲点を探しながら、クイズ問題を創っていたので、こうした発見を大切にしていました。
クイズが好きな私も、シカゴマラソン(2013年)とパリマラソン(2012年)を完走しました。周りはほとんど外国人なので、日本とは異なる雰囲気があります。シカゴもパリもスタート地点の近くに宿泊し、完走した後、ホテルに歩いて戻る途中で、現地の人などから声をかけられて、楽しかったです。
とても良い経験をしていますね。
日本人も、どんどんと外国へ出て趣味を体験する時代になった証でしょう。