テロの恐怖は他国の話では済まない

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、時の話題から出題される事が多々ありました。

もしも、現代にあの番組があったとすれば、イスラム国や世界各地で勃発するテロの問題は避けて通れないほど、世界中の話題になっています。

日本でも、テロに関する警備と警戒はおろそかに出来ないほど、身近な話題になっていますね。

第12回のワシントン・DCで、日本のテロに関する問題が出されていました。

問・昭和に入ってから、東京駅で狙撃された総理大臣は?

答・浜口雄幸(はまぐち・おさち)

解説 昭和6年11月14日、時の総理が東京駅で右翼の青年によって狙撃された事件が有りました。

同じ東京駅では、平民宰相の名で親しまれた原敬総理が大正10年11月4日に刺殺されていました。

その他、日本では初代総理の伊藤博文が韓国の青年に暗殺された事件がありましたね。

また、1,936年の2・26事件では高橋是清蔵相ら政府高官が暗殺されています。

昨今のテロ事件は、遠い国の出来事のように思われますが、日本の近代史でもテロで命を失った政治家が多数いた事を忘れる訳にはいきません。

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人々は、誰もが平穏な世の中を願いながら、それが実現しないのが現実です。

願いは同じなのに、主義や思想が異なると全く逆の方向に進む、人間とは実に厄介な生き物なのですね。

 

「テロの恐怖は他国の話では済まない」への2件のフィードバック

  1. 先日は貴重なお話、ありがとうごさいました。

    永六輔さんの追悼番組が連日放送され続けている最中、今度は大橋巨泉さんが永さんの5日後・7月12日に亡くなられたという訃報が入りました…

    現在放送中の第7回大会が歴代最高視聴率ではありますが、翌年の第8回からHOWマッチが夜10時から8時へ昇格し、6年間しのぎを削ることとなり、これ以降ウルトラが30%を超えることはありませんでした。

    Qマニアには、HOWマッチ・ダービーなどは勿論、ギミアぶれいくのQ王決定戦が印象的でしょう。
    ウルトラ第13回大会が5週連続放送された同時期に、むこうの初回が放送され、ウルトラ・ファイナリストたちの出場もあって、90年代前期のQブームを牽引していました。

    そして、本日予定していた福澤朗さんがゲストの「徹子の部屋」は、急遽、巨泉さんと永さんの追悼放送に差し替えとなりました。

    テレビ創世記を築き上げた2人が、まさか同時期に最期を迎えるとは…この悲しさは、明日の第7回③の放送を観て、吹き飛ばしたいと思います…

    1. 永さん、巨泉さん、テレビ創世記に活躍した先輩が続いて亡くなられたことは、テレビの一時代の幕が落とされたような気分です。ご冥福を祈ります。
      第7回が最盛期で、あの時代にはクイズ番組の黄金期でもありました。
      最近はタレント達を出演させるクイズ番組が花盛りですね。
      時代が変われば、形も変化するのは当然の流れでしょう。若いテレビマンの健闘を期待しましょう。

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