アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、時代に合わせたタイムリーな話が採用されていました。
毎年の事ながら、10月には世界中の関心が高いノーベル賞の発表があります。
我々の番組でも、ノーベル賞に関するクイズ問題は多数作られ採用されていたのは言うまでもありません。
その年に日本人の受賞者が出れば、確実にクイズ問題になっていました。
日本人では、今年の大隅良典教授で25人の人が受賞しているので、問題の作り方も変化するでしょうね。
例えば最初の受賞者は?のような問題は過去にありましたが、これからは各賞の受賞者を求めたり、受賞者の多い大学は? などがクイズ問題になるでしょう。
今年の話題で問題を創るならば、次の様な問題は如何でしょう?
問・今年のノーベル文学賞に選ばれたボブ・ディランはデビュー当時「フォークの何」と呼ばれていた?
答・フォークの貴公子
解説 予想出来そうな答としては「神様」「レジェンド」などが浮かびますが、正解は貴公子でした。
アメリカ生まれの彼は、64年頃シンガーソング・ライターとして登場。若者文化の中心的人物として大活躍しました。
日本のフォークソング界も、彼の影響を受けた人が多く、文学界の村上春樹さんも作品の中に彼の名前を何度となく登場させたと語っています。
それほど、世界の若者に影響を与え続け、半世紀以上現役で頑張っているシンガーソング・ライターなのです。
ノーベル賞関連で、今年の話題NO1は、文学賞に音楽のボブ・ディランが選ばれた事でしょう。
彼の作った多くの詩が文学に値するとの判断でした。
でも、それならエルトン・ジョンは? ポール・マッカートニーは?と今後人気スターが次々候補に上がりそうです。
音楽の他、映画や絵画など、芸術の分野でも人類の平和に貢献した人物が星の数ほどいます。
と、なるとノーベル賞に「芸術賞」という枠を新設するのも良いかな~ なんちゃって! 夢ですよね。