アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返って、現代の視点で見ると、歴史の面白さが解ります。
第14回は26年前に放送された番組ですが、当時の人気アイドルが問題になっていました。
昔のアイドルが、現代どのように変わっているか? そんな興味本位の番組がありますが、同じ視点で見るとその変化に驚きます。
当時、グランドテイトンで出された問題は、次のような問題でした。
問・今年二科展で「朝の香り」という絵が入選したアイドル歌手は?
答・工藤静香
解説 何時の時代でも、アイドル歌手と呼ばれていた人達の寿命は短く、その後芸能界で大成する確率は低いというのが一般的です。
しかし、当時の人気や経歴を上手く活用し、別の世界で成功している人も沢山いますね。
一方、一時の夢の様な華やかな世界ときっぱり別れ、一般の庶民として生きている方々が多いのも現実です。
さて、クイズ問題の工藤静香さんですが、現代では女優、タレント、宝飾デザイナー、画家と数多くの別の顔を持ち、活躍しています。
彼女はミス・セブンティーンに選ばれ、その後おニャン子クラブのメンバーとして、80年代のアイドルでした。
しかし、多才のため画家として二科展に入賞したのを皮切りに、次々と他の分野へ進出しました。
2,000年には人気グループSMAPの木村拓哉と結婚、現在に至っています。
近年ではSMAPの解散に絡んで、チームの和を乱した元凶のようにSNSで噂になるなど、健在ぶりを発揮しています。
彼女は芸能界で、常に第一線にいたという事は確かで、本人のバイタリティーの強さを表している証拠です。
本日は、クイズ問題の目で近年の芸能界を振り返って見ました