アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返って見ると、何時の時代でも通用する普遍的な常識問題が多数見られます。
と、は言えクイズ問題は旬の話題が理想であり、テレビの視聴者の皆さんも旬であるだけに、興味の持ち方が強くなるはずです。
例えば、今年の冬は例年以上に寒さが厳しいと予測されています。雪国では積雪が多く、その影響のニュースが連日報じられていますね。
そんな今年の年頭にピッタリの問題が、第12回のフェアバンクスで出されていました。
問・空気中の細かい氷の結晶が、太陽の光でキラキラと輝く現象を宝石に例えて何という?
答・ダイアモンドダスト
解説 気温がマイナス10℃以下の時に、空気中の水分が凍って起こる自然現象で、スキー場などで時々見られます。
雪国以外の人達は「ロマンティック、一度は見たい」と感じるでしょうが、逆に雪国では、毎日が除雪の苦労でうんざりする嫌な現象でしょう。
同じ自然現象でも、立場によって、人々の印象が180度真逆の典型的な例と言えるでしょう。
まだ当分寒さは続き、ご苦労の多い事でしょうが、雪国の皆さん頑張って春を待ちましょう。
速いもので、そろそろ寒梅と呼ばれる梅の便りも届いていますよ。